都落みやこおちする 背中せなかの寒さむさ
誰だれにわかって ほしくはないが
優やさしき友ともよ 別わかれ際めに
せめてうたおか 流浪歌たびうたを
独ひとり夜汽車よぎしゃに 憂うれいを托あずけ
呷あおる旅たび酒ざけ 何故なぜこう薄うすい
祭まつりのあとの 侘わびしさに
ひとりうたおか 流浪歌たびうたを
星ほしの流ながれに 我わが行ゆく末すえを
重かさね合あわせる 他国たこくの夜更よふけ
瞼まぶたとじれば 故郷こきょうが見みえる
風かぜにうたおか 流浪歌たびうたを
都落miyakooちするchisuru 背中senakaのno寒samuさsa
誰dareにわかってniwakatte ほしくはないがhoshikuhanaiga
優yasaしきshiki友tomoよyo 別wakaれre際meにni
せめてうたおかsemeteutaoka 流浪歌tabiutaをwo
独hitoりri夜汽車yogisyaにni 憂ureいをiwo托azuけke
呷aoるru旅tabi酒zake 何故nazeこうkou薄usuいi
祭matsuりのあとのrinoatono 侘wabiしさにshisani
ひとりうたおかhitoriutaoka 流浪歌tabiutaをwo
星hoshiのno流nagaれにreni 我waがga行yuくku末sueをwo
重kasaねne合aわせるwaseru 他国takokuのno夜更yofuけke
瞼mabutaとじればtojireba 故郷kokyouがga見miえるeru
風kazeにうたおかniutaoka 流浪歌tabiutaをwo