東京砂漠に咲いた花 歌詞 岩本公水 ふりがな付

ボストンバッグを 足あしもとに置おいて
夕暮ゆうぐれを 眺ながめていたわ
あれは十八じゅうはち…
そしてわたしは あなたに出合であい
ビルの谷間たにまで 恋こいをした
小ちいさな星ほし一ひとつ 東京とうきょう砂漠さばく

訛なまりが取とれない 不器用ぶきような娘こだと
言いわれれば よけいに黙だまる
そんな子こだった…
逃にげちゃ駄目だめだと あなたは叱しかり
生いきる勇気ゆうきを 教おしえたの
一人ひとりじゃ暮くらせない 東京とうきょう砂漠さばく

お前まえの倖しあわせ 祈いのってるからと
別わかれぎわ 握にぎられた手てに
泣ないたわたしよ…
今いまがあるのは あなたのおかげ
夢ゆめも枯かれずに 咲さかせたわ
ふりむく思おもい出での 東京とうきょう砂漠さばく