始はじまりはごく僅わずかな
意識いしきさえ及およばぬずれ
そして今いま、気きづいた時ときには
飲のみ込こまれ雁字搦がんじがらめ
さあ
広ひろがる哀かなしみの海うみ
有毒ゆうどくな思想しそうまみれ
いつからか変かわってしまった
懐古かいこさえ朧おぼろになる
廻まわる車輪しゃりんの中なかで
疑うたがい膨ふくらみ
笑わらえる程ほどに何なにもかもが嘘うそだ
くるり 落おちた空そら
キミに届とどかない声こえ
あまりにも遠とおく
翼つばさが悲鳴ひめいをあげた
ゆらゆらと闇やみに飲のみ込こまれてく
これで終おわりなら忘わすれられる?
深ふかく沈しずんだ
黒くろく染そまる視界しかいで
手探てさぐり掴つかんだ
亡なくしたはずの生いきるための弱よわさ
くるり 落おちた空そら
キミに届とどかない声こえ
あまりにも遠とおく
翼つばさが悲鳴ひめいをあげた
あと少すこし、あと少すこしだけでいい
届とどけ空そらへ
いつかみた
あの夢ゆめの約束やくそくを
今いまもこの手てに
掴つかんでまた夢ゆめをみる
綺麗きれいだね
微笑ほほえみ空そら見上みあげる
そんなありふれた明日あすのために
狂くるい始はじめる
ここまでは御伽おとぎ噺ばなし
ありえない話はなしだけど
現実げんじつはそれよりも奇きなり
なぞらずに生いきることを
願ねがう
始hajiまりはごくmarihagoku僅wazuかなkana
意識ishikiさえsae及oyoばぬずれbanuzure
そしてsoshite今ima、気kiづいたduita時tokiにはniha
飲noみmi込koまれmare雁字搦ganjigaraめme
さあsaa
広hiroがるgaru哀kanaしみのshimino海umi
有毒yuudokuなna思想shisouまみれmamire
いつからかitsukaraka変kaわってしまったwatteshimatta
懐古kaikoさえsae朧oboroになるninaru
廻mawaるru車輪syarinのno中nakaでde
疑utagaいi膨fukuらみrami
笑waraえるeru程hodoにni何naniもかもがmokamoga嘘usoだda
くるりkururi 落oちたchita空sora
キミkimiにni届todoかないkanai声koe
あまりにもamarinimo遠tooくku
翼tsubasaがga悲鳴himeiをあげたwoageta
ゆらゆらとyurayurato闇yamiにni飲noみmi込koまれてくmareteku
これでkorede終oわりならwarinara忘wasuれられるrerareru?
深fukaくku沈shizuんだnda
黒kuroくku染soまるmaru視界shikaiでde
手探tesaguりri掴tsukaんだnda
亡naくしたはずのkushitahazuno生iきるためのkirutameno弱yowaさsa
くるりkururi 落oちたchita空sora
キミkimiにni届todoかないkanai声koe
あまりにもamarinimo遠tooくku
翼tsubasaがga悲鳴himeiをあげたwoageta
あとato少sukoしshi、あとato少sukoしだけでいいshidakedeii
届todoけke空soraへhe
いつかみたitsukamita
あのano夢yumeのno約束yakusokuをwo
今imaもこのmokono手teにni
掴tsukaんでまたndemata夢yumeをみるwomiru
綺麗kireiだねdane
微笑hohoeみmi空sora見上miaげるgeru
そんなありふれたsonnaarifureta明日asuのためにnotameni
狂kuruいi始hajiめるmeru
ここまではkokomadeha御伽otogi噺banashi
ありえないarienai話hanashiだけどdakedo
現実genjitsuはそれよりもhasoreyorimo奇kiなりnari
なぞらずにnazorazuni生iきることをkirukotowo
願negaうu