月下美人 歌詞 大山まき ふりがな付

泣なき出だしそうな空そらから
こぼれ落おちたみたい
不機嫌ふきげんな顔かおしてさ 堪こたえた

いい日ひも悪わるい日ひも
いつも側がわにいたね

さよなら 言いわないでまだだよ
隣となりにいて笑わらって
君きみだけがいない世界せかいなんて
こぼれる 胸むねに空あく傷きずから
思おもい出で溢あふれてしまうから
落おとさないように
上じょうを向むいて飲のみ込こんだ

溶とけ出だしそうな夕日ゆうひを
見みるなんていつぶりだ
"毎日まいにち"にあけくれてた 休やすまず

「いつまで続つづくの?」
なんて泣ないたりした

おやすみ 疲つかれたね少すこし
目めを瞑つぶっていいかい
いつまでも隣となりにいたいから
怖こわくない どんな暗くらい夜よるでも
辛つらくて動うごけない朝あさでも
君きみとなら生いきていけると思おもっていた

過去かこも未来みらいも全部ぜんぶ 抱だきしめたら
混まじり合あって離はなれないで
一ひとつになれるから

さあ行いこう 君きみの分ぶんも歩あるこう
何処どこへだって進すすめ
君きみの歌うたが耳みみの中なか響ひびいてる

もういいかい
諦あきらめる? まだだよ
1人りの足あしで立たっていけるさ
ひとかけの希望きぼうを
握にぎりしめ明日あしたへいこう