母ははのいない故郷ふるさとは風かぜの村むら
無人むじん駅えきに降おりりゃ
子供こどもにかえれない淋さみしさ
母かあさんのせいだよ
ただ時ときの流ながれにたたずむばかり
母ははのいない故郷ふるさとは雪ゆきの村むら
暗くらい夜道よみち走はしって
くぐり戸どうしろ手でに閉しめれば
懐なつかしい囲炉裏いろりばた
ただほだ火びとろとろくすぶるばかり
母ははのいない故郷ふるさとは春はるの村むら
かごに草くさを摘つんで
手拭てぬぐいかぶってく村人むらびと
母かあさんに似にてたよ
ただ後姿うしろすがたを見送みおくるばかり
母hahaのいないnoinai故郷furusatoはha風kazeのno村mura
無人mujin駅ekiにni降oりりゃrirya
子供kodomoにかえれないnikaerenai淋samiしさshisa
母kaaさんのせいだよsannoseidayo
ただtada時tokiのno流nagaれにたたずむばかりrenitatazumubakari
母hahaのいないnoinai故郷furusatoはha雪yukiのno村mura
暗kuraいi夜道yomichi走hashiってtte
くぐりkuguri戸doうしろushiro手deにni閉shiめればmereba
懐natsuかしいkashii囲炉裏iroriばたbata
ただほだtadahoda火biとろとろくすぶるばかりtorotorokusuburubakari
母hahaのいないnoinai故郷furusatoはha春haruのno村mura
かごにkagoni草kusaをwo摘tsuんでnde
手拭tenuguいかぶってくikabutteku村人murabito
母kaaさんにsanni似niてたよtetayo
ただtada後姿ushirosugataをwo見送miokuるばかりrubakari