悔くやしい時ときや 苦くるしい時ときに
男おとこは自然しぜんと 力ちからを手てに込こめる
不条理ふじょうりを 知しるたびに
振ふりかざしたくもなるけれど
拳こぶしは相手あいてに向むけるものじゃない
その覚悟かくご 固かたく握にぎりしめ
胸むねに火ひをつける
裏切うらぎりとか 哀切あいせつの中なか
女おんなも時ときには 力ちからを手てに込こめる
その細ほそい 手てを包つつみ
優やさしくほどいてやるものさ
拳こぶしは自分じぶんを守まもるだけじゃなく
愛あいしてる 人ひとの悲かなしみを
拭ぬぐう為ためにある
ボロボロに 傷きずついて
拳こぶしも心こころも強つよくなる
拳こぶしは相手あいてに向むけるものじゃない
その覚悟かくご 固かたく握にぎりしめ
胸むねに火ひをつける
悔kuyaしいshii時tokiやya 苦kuruしいshii時tokiにni
男otokoはha自然shizenとto 力chikaraをwo手teにni込koめるmeru
不条理fujouriをwo 知shiるたびにrutabini
振fuりかざしたくもなるけれどrikazashitakumonarukeredo
拳kobushiはha相手aiteにni向muけるものじゃないkerumonojanai
そのsono覚悟kakugo 固kataくku握nigiりしめrishime
胸muneにni火hiをつけるwotsukeru
裏切uragiりとかritoka 哀切aisetsuのno中naka
女onnaもmo時tokiにはniha 力chikaraをwo手teにni込koめるmeru
そのsono細hosoいi 手teをwo包tsutsuみmi
優yasaしくほどいてやるものさshikuhodoiteyarumonosa
拳kobushiはha自分jibunをwo守mamoるだけじゃなくrudakejanaku
愛aiしてるshiteru 人hitoのno悲kanaしみをshimiwo
拭nuguうu為tameにあるniaru
ボロボロboroboroにni 傷kizuついてtsuite
拳kobushiもmo心kokoroもmo強tsuyoくなるkunaru
拳kobushiはha相手aiteにni向muけるものじゃないkerumonojanai
そのsono覚悟kakugo 固kataくku握nigiりしめrishime
胸muneにni火hiをつけるwotsukeru