津軽じょんから 歌詞 岡田由美 ふりがな付

冬ふゆの津軽つがるは 半端はんぱじゃないぜ
一度いちど吹雪ふぶけば 地吹雪じふぶきたてて
鰺ヶ沢あじがさわから 吹ふき荒あれる
まして女おんなの 恨うらみの唄うたが
よされよされと 哭なく夜よるは
じょんから じょんから じょんから じょんから
津軽つがるじょんから 朝あさまでひびく

津軽娘つがるむすめは 惚ほれたら一途いっと
命いのちぎりぎり 三味線しゃみ打うち鳴ならし
喉のどが裂さけたら 雪ゆきを噛かみ
岩木いわき颪いわきおろしに 負まけずに唄うたい
惚ほれた男おとこに 聴きかせたい
じょんから じょんから じょんから じょんから
津軽つがる女おんなは 涙なみだは見みせぬ

哭なきのじょんから 恨うらみのよされ
三味線しゃみは太棹ふとざお 親父おやじの形見かたみ
五所ごしょの河原かわらで 雪化粧けしょうして
逢あいに行ゆきます 死しぬ気きで惚ほれて
吹雪ふぶく夜道よみちを 下駄げたばきで
じょんから じょんから じょんから じょんから
津軽つがるじょんから 情なさけが欲ほしい