迷子の仔猫たち 歌詞 藤井香愛 ふりがな付

低ひくめの声こえが私わたしの好このみで
誘さそいにのった週末しゅうまつの夜よる
その場ばしのぎのぬくもりだけが
かわいた胸むねの奥おく
ひたひた満みたしてくれるから

何なにを求もとめて 街まちをさまよう
あなたもまた

くだらない 意味いみもない
でまかせみたいに抱だきあいながら
くだらない 意味いみもない 明日あしたを夢見ゆめみる
寂さびしさを寄よせあって まるで迷子まいごの仔猫こねこたち

心こころの傷きずは見みないふりをして
それがルールよ 刹那せつなの恋こいは
体からだ以上いじょうに確たしかなものが
見みつかるまで誰だれも
ヤだヤだ 首輪くびわを付つけないで

日々ひびの迷路めいろで 運命ほしを探さがすの
私わたしもまた

しどけなく あてもなく
同おんなじ匂においの人ひとに惹ひかれて
しどけなく あてもなく 甘あまえてみせるわ
退屈たいくつをかさねあう 愛あいに迷子まいごの仔猫こねこたち

くだらない 意味いみもない
でまかせみたいに抱だきあいながら
くだらない 意味いみもない 明日あしたを夢見ゆめみる
寂さびしさを寄よせあって まるで迷子まいごの仔猫こねこたち