「later」 歌詞 夏川椎菜 ふりがな付

ご機嫌きげんなフリをして
楽たのしいとか言いうけど
本当ほんとうならアクビして
退屈たいくつって言いいたいな

お互たがいに背伸せのびして
慣なれないお洒落しゃれして
譲ゆずり合あえる仲なかを
ぬるまゆ とか言いうんだな

流ながれるままに
毎日まいにちを過すごしてゆくけど
「また今度こんど」を 言いいかける度たびに
歪ゆがんでく 線せんと線せんが視みえんだ

重かさねた 手ての温度おんどの
差さがなんか 寂さびしいんだよ
わかりながら 変かわらないから
おたがい

「だって」と言いう度たび
むせあがる弱よわさに
「まって」が欲ほしくて
俯うつむいてごまかしてる
自分じぶん勝手かっても治なおらないまま

付づき合あいが 重かさなることに
空むなしさが付ついて回まわり出だして
「もう全部ぜんぶ合あわせてあげる」なんて
すれ違ちがう 線せんと線せんになるんだ

こぼれた 生返事なまへんじで
繋つないだって 意味いみないんだよ
戻もどらないのは もう確たしかだから
おたがい

「じゃあね」って言葉ことばに
なんの躊躇ためらいも なくて
なんの強つよがりも なくて

お好すきに 受うけ取とってよ
返事へんじは 要いらないから
差さし出だした 手ての温度おんどは
差さがあって 馴染なじまないや

流ながれるままに
毎日まいにちを過すごしてゆくけど
「また今度こんど」を 言いい淀よどむくらいに
離はなれてく 線せんと線せんが綺麗きれいだ

重かさねた 手ての温度おんどの
差さがなんか 寂さびしいんだよ
ひょんなことで全部ぜんぶ 手てのひらから
流ながれて いきそうなの

歪ゆがんでても 変かわらない
すれ違ちがっても 戻もどらない
離はなれあうまで もう僅わずかだから
おたがい