夜叉の岬 歌詞 伊達悠太 ふりがな付

波なみがさらった 罪つみの名残なごり
戻もどれぬ岸きしを 見みつめるたびに
嘘うそも愛あいだと 信しんじた胸むねが
いまも疼うずいて 夜よるを焦こがす
抱だいてはいけない その手てを抱だいて
冷つめたい火花ひばなが 肌はだを引ひき裂さく
夜叉やしゃになろうと 守まもりたかった
哀かなしいほどに あなただけが好すきさ

燃もえて砕くだけた 愛あいの破片かけら
いとしき日々ひびが 夜空よぞらを巡めぐる
いつも切せつなく 微笑ほほえむあなた
強つよく抱だき寄よせ 夜よるの淵ふちへ
愛あいしちゃいけない あなたを愛あいし
寂さびしい唇くちびる 熱あつく塞ふさいで
夜叉やしゃになろうと 奪うばいたかった
壊こわれるほどに あなただけが欲ほしい

抱だいてはいけない その手てを抱だいて
冷つめたい火花ひばなが 肌はだを引ひき裂さく
夜叉やしゃになろうと 守まもりたかった
哀かなしいほどに あなただけが好すきさ