言葉ことばはふいに 狂気きょうきと化かし
透明とうめいな血ちが また流ながれた
睡ねむる事ことさえ許ゆるされぬ樹海じゅかい
アナタは泳およぐ 彩いろどりなき空そらへ
自由じゆうを知しった 白しろいイルカ
鎖くさりだらけの私わたしは暗闇くらやみ
月つきと息いき絶たえる魚さかな
アナタに出会であうまで
この世界せかいは啼ないてた
太陽たいよう忘わすれた花はな
黒くろい粉雪こなゆき
..「奇麗きれいだ」と笑わらった
攫さらって 朽くちる錆さびた鎖くさり
アナタがくれた歌うた 名なも無なき恋歌れんか
滲にじむ疵きずも
長ながい夜よるも
愛あいせる気きがした
欲ほしかったのは 確たしかな鼓動こどう
邪魔じゃまだったのは この心こころで
揺ゆられて見みえた 光ひかりと絶望ぜつぼう
アナタは泳およぐ 彩いろどりなき夢ゆめを
それでも前まえに向むかう強つよさ
腐ふ海かいの底そこに落おちようとも
今日きょうに明日あしたはないと理解わかった
ーー行いかなきゃーー
破やぶり棄すてた感情かんじょう
拾ひろい集あつめてくれた
眩まぶしいその手てに引ひかれ
この海うみ 越こえよう
風かぜを知しらぬ花はなになりたい
側そばにある かすみ草そうのような
涙なみだ 渇かつかす 陽ひだまりになりたい
攫さらって 千切ちぎる錆さびた鎖くさり
アナタと紡つむぐ歌うた 名なも無なき恋歌れんか
瘡蓋かさぶたさえ
愛いとしかった
アナタがいる世界せかい
言葉kotobaはふいにhafuini 狂気kyoukiとto化kaしshi
透明toumeiなna血chiがga またmata流nagaれたreta
睡nemuるru事kotoさえsae許yuruされぬsarenu樹海jukai
アナタanataはha泳oyoぐgu 彩irodoriなきnaki空soraへhe
自由jiyuuをwo知shiったtta 白shiroいiイルカiruka
鎖kusariだらけのdarakeno私watashiはha暗闇kurayami
月tsukiとto息iki絶taえるeru魚sakana
アナタanataにni出会deaうまでumade
このkono世界sekaiはha啼naいてたiteta
太陽taiyou忘wasuれたreta花hana
黒kuroいi粉雪konayuki
..「奇麗kireiだda」とto笑waraったtta
攫saraってtte 朽kuちるchiru錆saびたbita鎖kusari
アナタanataがくれたgakureta歌uta 名naもmo無naきki恋歌renka
滲nijiむmu疵kizuもmo
長nagaいi夜yoruもmo
愛aiせるseru気kiがしたgashita
欲hoしかったのはshikattanoha 確tashiかなkana鼓動kodou
邪魔jamaだったのはdattanoha このkono心kokoroでde
揺yuられてrarete見miえたeta 光hikariとto絶望zetsubou
アナタanataはha泳oyoぐgu 彩irodoriなきnaki夢yumeをwo
それでもsoredemo前maeにni向muかうkau強tsuyoさsa
腐fu海kaiのno底sokoにni落oちようともchiyoutomo
今日kyouにni明日ashitaはないとhanaito理解wakaったtta
ーー行iかなきゃkanakyaーー
破yabuりri棄suてたteta感情kanjou
拾hiroいi集atsuめてくれたmetekureta
眩mabuしいそのshiisono手teにni引hiかれkare
このkono海umi 越koえようeyou
風kazeをwo知shiらぬranu花hanaになりたいninaritai
側sobaにあるniaru かすみkasumi草souのようなnoyouna
涙namida 渇katsuかすkasu 陽hiだまりになりたいdamarininaritai
攫saraってtte 千切chigiるru錆saびたbita鎖kusari
アナタanataとto紡tsumuぐgu歌uta 名naもmo無naきki恋歌renka
瘡蓋kasabutaさえsae
愛itoしかったshikatta
アナタanataがいるgairu世界sekai