エスケイパー 歌詞 majiko ふりがな付

裸足はだしのまま 僕ぼくは走はしる
暗闇くらやみの中なかただ 独ひとり
僕ぼくを呼よんで 僕ぼくを照てらして
何色なにいろかもわからない 光ひかり

届とどかないさ、と
簡単かんたんに決きめつけんな
僕ぼくは僕ぼくを生いきるため
足あし宛あていて、走はしって

僕ぼくの名前なまえ 呼よぶのは誰だれ
此処ここに来くる前まえ聞きいた
その声こえ

ガムシャラだっていいから
死しにたくなっていいから
ここへおいでと笑わらう声こえ
何なにを「頑張がんばれ」ゃいいんだよ
「生いきてる」を褒ほめてくれ
走はしる、転ころぶ、走はしれ

七しち転ころんで、八はち転ころんだ
もう動うごきたくなんてないな
傷きずが痛いたんだ けどウラハラ
ほんの軽傷けいしょうで呵々大笑かかたいしょう

届とどきそうじゃん
って背中せなかを押おしてくれ
光ひかりがみんな出口でぐちなんて
信しんじちゃいないけど

明日あしたは今日きょうとどこか
少すこしよく似にた何なにか
長ながい闇やみにも目めは慣なれて
千切ちぎれながらも走はしる
むしられながら走はしる
見みえる見みえる 光ひかり

ガムシャラだっていいから
死しにたくなっていいから
あと少すこしだと笑わらう声こえ
きっと一欠片ひとかけらでも
僕ぼくのなにかが届とどく
光ひかり光ひかり、光ひかれ