中之島純情 歌詞 川崎修二 ふりがな付

ビルの谷間たにまの 吹ふきおろし
おもかげ忍しのぶ 御堂筋みどうすじ
せめて逢あいたい ひと目めでも
時計とけいの針はりを 巻まき戻もどせたら
ふたりできっと 出直でなおせる
も一度いちどおまえと 中之島なかのしま純情じゅんじょう

ふたり歩あるいた 路地ろじもなく
昭和しょうわも遠とおく なるばかり
うしろ姿すがたの しあわせが
グラスの底そこに にじんでゆれる
おもいでだけが 置おき土産みやげ
飲のんでも酔よえない 中之島なかのしま純情じゅんじょう

まるで映画えいがを 見みるように
あの日ひが浮うかぶ 淀屋橋よどやばし
忘わすれられない 今いまも尚なお
淀川よどがわ越こえて またくる秋あきが
男おとこの未練みれん かり立たてる
夜風よかぜが泣ないてる 中之島なかのしま純情じゅんじょう