ステレオとモノローグ 歌詞 霧雨アンダーテイカー ふりがな付

片手かたてで数かぞえられるくらいの
譲ゆずれないものがここにあるから

選えらばれなかった未来みらいと選えらぶ気きなかったいつかを秤はかりにかけながら
僕ぼくが手てにしたもの
尖とんがった言葉ことばで隠かくした弱よわった心こころの片隅かたすみ残のこったいくつかの君きみが手てにしたもの

それぞれの希望きぼうと (孤独こどくと)
それぞれの正義せいぎと (痛いたみと)
それぞれの描えがいた未来みらいが (光ひかりが) 明日あしたに変かわってく

ステレオとモノローグ いつしか空そらが泣なきそうになっていたんだ
それはそれで 雨あめに濡ぬれて 構かまいやしないっていつか思おもえるような
正ただしさ そのもっと向むこうへ行いこう

でたらめに描えがいた地図ちずとほどけかけた靴紐くつひも
鼓動こどうだけ頼たよりにたどり着ついた場所ばしょ
理想りそうとは少すこし違ちがう戸惑とまどい 空からっぽになった心こころに 乾かわいた風かぜが吹ふいた

ここにある全すべてと (言葉ことばと)
ここに無ない何なにかを (心こころを)
繋つなぐための今いま まだ見みない (確たしかな) 明日あしたに変かわってく

パノラマのモノグラム いつしか 重かさなり始はじめていた羅針盤らしんばん
ここがどこで 僕ぼくが誰だれで 構かまいやしないっていつか思おもえたなら
誓ちかいの そのもっと向むこうへ行いこう

答こたえなんて単純たんじゅんで
いつだって先天性せんてんせいの本心ほんしん次第しだいだって
また見みないふりして 本当ほんとうを偽いつわって
作つくり笑わらう自分じぶんなんてもう見みたくはないんだろう?

ステレオとモノローグ いつしか空そらが泣なきそうになっていたんだ
それはそれで 雨あめに濡ぬれて 構かまいやしないっていつか思おもえるような
正ただしさ そのもっと向むこうへ 誓ちかいのそのもっと向むこうへ行いこう