しょんぼり東京 歌詞 辰巳ゆうと ふりがな付

小雨こさめに濡ぬれる 仲見世通なかみせどおり
男おとこのため息いき また滲にじむ
便たよりも途絶とだえて 今頃いまごろは
どうしているのか 元気げんきでいるか
噂うわさたずねて 浅草あさくさあたり
一人ひとりしょんぼり 雨あめの東京とうきょう

改札口かいさつぐちで 別わかれた君きみを
止とめれば良よかった あの時ときに
都会とかいの暮くらしを 夢ゆめに見みて
どうしているのか 泣ないてはないか
傘かさの花咲はなさく 道玄坂どうげんざかで
一人ひとりたたずむ 雨あめの東京とうきょう

笑顔えがおが揺ゆれる ふたりの写真しゃしん
も一度会いちどあえたら 離はなさない
あきらめきれない 今いまもまだ
どうしているのか 幸しあわせなのか
ビルの谷間たにまの 新宿しんじゅくあたり
一人ひとりしょんぼり 雨あめの東京とうきょう