黒くろく染そまった 荒野こうやの果はてに
投なげ出だされて独ひとり 立たち竦すくんでた
手てをすり抜ぬけてゆく あの青あおい鳥とり
どこへ行いったの どこへ逃にげたの
籠かごの中なかに 羽根はね残のこし
月つきが消きえた空そら 夜よるを抱だきしめた
孤独こどくに震ふるえて 濡ぬれた瞳ひとみ見上みあげて
また逢あえる日ひまで 探さがし彷徨さまよって
闇夜やみよに舞まう青あおい鳥とり
あともう少すこしで 夢ゆめに届とどいた
手てを差さし伸のべて 掴つかむその時とき
風かぜが吹ふいて 階段かいだんを踏ふみ外はずした
そして闇やみの中なか あれからどれだけ
時ときは過すぎたのか 涙なみだ枯かれて 乾かわいて
もう逢あえないかな 願ねがいを叶かなえて
闇夜やみよに舞まう青あおい鳥とり
月つきが消きえた空そら 夜よるを振ふり切きった
ボロボロになって それでもまた歩あるいて
雲くもの隙間すきまから 微かすかに覗のぞいた
星ほしのように光ひかる 青あおい希望きぼう見みつけた
闇夜やみよに舞まう青あおい鳥とり
闇夜やみよに咲さく青あおい鳥とり
黒kuroくku染soまったmatta 荒野kouyaのno果haてにteni
投naげge出daされてsarete独hitoりri 立taちchi竦sukuんでたndeta
手teをすりwosuri抜nuけてゆくketeyuku あのano青aoいi鳥tori
どこへdokohe行iったのttano どこへdokohe逃niげたのgetano
籠kagoのno中nakaにni 羽根hane残nokoしshi
月tsukiがga消kiえたeta空sora 夜yoruをwo抱daきしめたkishimeta
孤独kodokuにni震furuえてete 濡nuれたreta瞳hitomi見上miaげてgete
またmata逢aえるeru日hiまでmade 探sagaしshi彷徨samayoってtte
闇夜yamiyoにni舞maうu青aoいi鳥tori
あともうatomou少sukoしでshide 夢yumeにni届todoいたita
手teをwo差saしshi伸noべてbete 掴tsukaむそのmusono時toki
風kazeがga吹fuいてite 階段kaidanをwo踏fuみmi外hazuしたshita
そしてsoshite闇yamiのno中naka あれからどれだけarekaradoredake
時tokiはha過suぎたのかgitanoka 涙namida枯kaれてrete 乾kawaいてite
もうmou逢aえないかなenaikana 願negaいをiwo叶kanaえてete
闇夜yamiyoにni舞maうu青aoいi鳥tori
月tsukiがga消kiえたeta空sora 夜yoruをwo振fuりri切kiったtta
ボロボロboroboroになってninatte それでもまたsoredemomata歩aruいてite
雲kumoのno隙間sukimaからkara 微kasuかにkani覗nozoいたita
星hoshiのようにnoyouni光hikaるru 青aoいi希望kibou見miつけたtsuketa
闇夜yamiyoにni舞maうu青aoいi鳥tori
闇夜yamiyoにni咲saくku青aoいi鳥tori