砂すなにうずめた 桜貝さくらがい
あなた忘わすれて いないでしょうか
もう一度いちどここで 逢あいたいと
抱だいて交かわした 口くちづけを
そっと見みていた 志摩しまの月つき
白しろいうなじの 肌はだ染そめて
咲さいて淋さびしい はまゆうの花はな
寄よせては返かえす 波なみの音おと
遠とおく磯笛いそぶえ 呼よんでいる
あなた恋こいしい 志摩しまの月つき
夕日ゆうひまぶしい 賢島かしこじま
あなた忘わすれて いないでしょうか
最終便さいしゅうびんの 着つく波止場はとば
つのる逢あいたさ 待まちわびる
海うみにゆれてる 志摩しまの月つき
砂sunaにうずめたniuzumeta 桜貝sakuragai
あなたanata忘wasuれてrete いないでしょうかinaidesyouka
もうmou一度ichidoここでkokode 逢aいたいとitaito
抱daいてite交kaわしたwashita 口kuchiづけをdukewo
そっとsotto見miていたteita 志摩shimaのno月tsuki
白shiroいうなじのiunajino 肌hada染soめてmete
咲saいてite淋sabiしいshii はまゆうのhamayuuno花hana
寄yoせてはseteha返kaeすsu 波namiのno音oto
遠tooくku磯笛isobue 呼yoんでいるndeiru
あなたanata恋koiしいshii 志摩shimaのno月tsuki
夕日yuuhiまぶしいmabushii 賢島kashikojima
あなたanata忘wasuれてrete いないでしょうかinaidesyouka
最終便saisyuubinのno 着tsuくku波止場hatoba
つのるtsunoru逢aいたさitasa 待maちわびるchiwabiru
海umiにゆれてるniyureteru 志摩shimaのno月tsuki