よみ:むじゅんというなのつぼみ song by いしきりまる・かしゅうきよみつ
矛盾という名の蕾 song by 石切丸・加州清光 歌詞
-
刀剣男士 team三条 with 加州清光
- 2020.1.22 リリース
- 作詞
- 浅井さやか , 御笠ノ忠次
- 作曲
- YOSHIZUMI
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「…私わたしは、戦いくさがあまり好すきではなくてね。」
「? うん。」
己おのれが武器ぶきである事こと 忘わすれた事ことはない
この身みに刻きざまれた宿命しゅくめい 忘わすれるはずがない
命いのち奪うばい合あう『物もの』として 我われらは生うまれた
「うん。」
皆みなそれぞれ 命いのちのやり取とりを経へて、ここにいる
「加州清光かしゅうきよみつ、君きみにも身みに覚おぼえがあるのでは?」
「…。」
「…その中なかでも…今剣いまのつるぎさんは大おおきな矛盾むじゅんを抱かかえている…。」
「矛盾むじゅん…。」
肉体にくたいを得えることによって生うまれた矛盾むじゅんという蕾つぼみ
感情かんじょうという花はなを咲さかせる
あの小ちいさな身体からだに宿やどった蕾つぼみは
今いままさに花開はなひらこうとしている
悲かなしみという花はな
「…悲かなしみ、か。」
「…今剣いまのつるぎさんは…かつての主あるじである源義経みなもとのよしつねを…。」
「…ああ、そうだったね。」
「…。」
「…アンタがなんで戦いくさが嫌きらいなのか…わかった気きがする。」
「…え?」
「…ずっと、人間にんげんのそばでさ、病気びょうきや怪我けがを治なおしたいっていう
思おもいとか願ねがいとか、受うけ止とめてきたんでしょ?」
「…ああ。」
「…でも…でも…。」
自分じぶんが武器ぶきだって事こと 忘わすれるなんて出来できなくて
この身みに刻きざまれた宿命しゅくめい 受うけ入いれるしかなくて
命いのち奪うばい合あう『物もの』として生いきるしかなくて
そして…俺おれも
私わたしも
命いのちのやり取とりを経へて ここにいる
「そりゃあ戦いくさ嫌ぎらいにもなるよな…。
戦いくさほど悲かなしみを生うむものはないんだから。」
「…。」
「…アンタも、大おおきな矛盾むじゅんを抱かかえていたんだね。」
「? うん。」
己おのれが武器ぶきである事こと 忘わすれた事ことはない
この身みに刻きざまれた宿命しゅくめい 忘わすれるはずがない
命いのち奪うばい合あう『物もの』として 我われらは生うまれた
「うん。」
皆みなそれぞれ 命いのちのやり取とりを経へて、ここにいる
「加州清光かしゅうきよみつ、君きみにも身みに覚おぼえがあるのでは?」
「…。」
「…その中なかでも…今剣いまのつるぎさんは大おおきな矛盾むじゅんを抱かかえている…。」
「矛盾むじゅん…。」
肉体にくたいを得えることによって生うまれた矛盾むじゅんという蕾つぼみ
感情かんじょうという花はなを咲さかせる
あの小ちいさな身体からだに宿やどった蕾つぼみは
今いままさに花開はなひらこうとしている
悲かなしみという花はな
「…悲かなしみ、か。」
「…今剣いまのつるぎさんは…かつての主あるじである源義経みなもとのよしつねを…。」
「…ああ、そうだったね。」
「…。」
「…アンタがなんで戦いくさが嫌きらいなのか…わかった気きがする。」
「…え?」
「…ずっと、人間にんげんのそばでさ、病気びょうきや怪我けがを治なおしたいっていう
思おもいとか願ねがいとか、受うけ止とめてきたんでしょ?」
「…ああ。」
「…でも…でも…。」
自分じぶんが武器ぶきだって事こと 忘わすれるなんて出来できなくて
この身みに刻きざまれた宿命しゅくめい 受うけ入いれるしかなくて
命いのち奪うばい合あう『物もの』として生いきるしかなくて
そして…俺おれも
私わたしも
命いのちのやり取とりを経へて ここにいる
「そりゃあ戦いくさ嫌ぎらいにもなるよな…。
戦いくさほど悲かなしみを生うむものはないんだから。」
「…。」
「…アンタも、大おおきな矛盾むじゅんを抱かかえていたんだね。」