さよならのかけらを集めて 歌詞 高倉一朗 ふりがな付

これを愛あいと信しんじたいけど
いつも遠とおくを見みてる
あなたには 預あずけない
まごころの鍵かぎだけは
逢あえば深ふかく 傷きずつく
そんなことは 知しってる
私わたしだって 私わたしだって 女おんなです
夢ゆめを見みたのです…
さよならのかけら集あつめ
歌うたにすれば哀かなしい
抱だかれながら 憎にくみながら
今日きょうも また 許ゆるしてる

人ひとは誰だれも 夜よるをさまよう
寒さむい旅人たびびとだから
つかの間まの ふれあいに
ぬくもりを求もとめあう
もしも時ときを この手てで
止とめることが できたら
それだけで それだけで 幸しあわせよ
何なにもいらないわ
さよならのかけら集あつめ
歌うたにすればいとしい
抱だかれながら 祈いのりながら
明日あすも また 生いきてゆく

さよならのかけら集あつめ
歌うたにすれば哀かなしい
抱だかれながら 憎にくみながら
今日きょうも また 許ゆるしてる