ひとりぼっちの 海峡かいきょうに
赤あかい涙なみだの 雪ゆきが降ふる
空そらを染そめ抜ぬく 悲かなしみよ
いっそこの身みを 投なげようか
あなた・あなた 行いかないで
せめてわたしが 怨うらむまで
無理むりを通とおした いのちの恋こいに
縋すがり泣なきする
闇やみの中なか・・
ひとりぼっちの 海峡かいきょうに
咽むせぶあなたの 声こえがする
逢あえば流ながれて 落おちて行いく
恋こいもいつかは 行いき止どまり
あなた・あなた 棄すてないで
愛あいしすぎたの わたしだけ
たった一ひとつよ 欲ほしかったのは
心こころ一片ひとひら
だけなのに・・
ひとりぼっちの 海峡かいきょうに
呻うめく霧笛むてきよ 海鳴うみなりよ
何処どこへ戻もどれと 云いうのです
二に度どと戻もどれぬ 人生じんせいよ
あなた・ あなた 泣なかせてよ
せめて明日あしたが 見みえるまで
傷きずも涙なみだも かさねた人ひとを
焦こがれ泣なきする
風かぜの中なか・・
ひとりぼっちのhitoribotchino 海峡kaikyouにni
赤akaいi涙namidaのno 雪yukiがga降fuるru
空soraをwo染soめme抜nuくku 悲kanaしみよshimiyo
いっそこのissokono身miをwo 投naげようかgeyouka
あなたanata・あなたanata 行iかないでkanaide
せめてわたしがsemetewatashiga 怨uraむまでmumade
無理muriをwo通tooしたshita いのちのinochino恋koiにni
縋sugaりri泣naきするkisuru
闇yamiのno中naka・・
ひとりぼっちのhitoribotchino 海峡kaikyouにni
咽museぶあなたのbuanatano 声koeがするgasuru
逢aえばeba流nagaれてrete 落oちてchite行iくku
恋koiもいつかはmoitsukaha 行iきki止doまりmari
あなたanata・あなたanata 棄suてないでtenaide
愛aiしすぎたのshisugitano わたしだけwatashidake
たったtatta一hitoつよtsuyo 欲hoしかったのはshikattanoha
心kokoro一片hitohira
だけなのにdakenanoni・・
ひとりぼっちのhitoribotchino 海峡kaikyouにni
呻umeくku霧笛mutekiよyo 海鳴uminaりよriyo
何処dokoへhe戻modoれとreto 云iうのですunodesu
二ni度doとto戻modoれぬrenu 人生jinseiよyo
あなたanata・ あなたanata 泣naかせてよkaseteyo
せめてsemete明日ashitaがga 見miえるまでerumade
傷kizuもmo涙namidaもmo かさねたkasaneta人hitoをwo
焦koがれgare泣naきするkisuru
風kazeのno中naka・・