あいたか橋で 歌詞 出光仁美 ふりがな付

出船でふね入船いりふね 数かずある中なかで
なんで恋こいしい 船ふねはない
帰かえり間近まぢかと 知しらせがあれば
汐しおの匂においも やさしく沁しみる
香椎かしい北浜きたはま あいたか橋ばしで
爪先立つまさきだてて 待まってます

便たよりないのは 元気げんきなしるし
だけど逢あいたい 今いますぐに
秋あきはまだいい 冬ふゆともなれば
肌はだが冷つめたい あなたが欲ほしい
香椎かしい北浜きたはま あいたか橋ばしで
温ぬくもりひとつ 夢ゆめひとつ

岬みさきすぎれば 三角波さんかくなみが
帰かえるあなたを 拒こばむのか
空そらは澄すんでも まぶたは曇くもる
辛つらい恋こいでも この恋こいすべて
香椎かしい北浜きたはま あいたか橋ばしで
爪先立つまさきだてて 待まってます