酒は恋割り涙割り 歌詞 小田純平 ふりがな付

心こころのやり場ばをなくしたら
フラフラ足あしの向むくまま 気きまま
浮うかれた灯あかりの手招てまねきに
時間じかんをあずけてしまおうか
悔くやまないで 我慢がまんしないで
嘆なげいていたんじゃ始はじまらない
今夜こんやの酒さけは 女おんなで割わって
かき混まぜながら 飲のみたいね

戻もどれる胸むねさえなくしたら
カラカラ回まわる 氷こおりをながめ
寒さむさにほどいた髪結かみゆいに
自由じゆうを絡からめていればいい
塞ふさがないで 心こころ開ひらいて
独ひとりでいたんじゃ勿体もったいない
淋さびしい酒さけは 男おとこで割わって
冷ひやかしながら 飲のめばいい

人生くらしを抱かかえて生いきてたら
スルスル胸むねの隙すき間まが空あくよ
ふさいだ両手りょうてじゃ足たりないが
色いろなど混まざったミズならね
こぼさないよ 奪うばわないよ
一晩ひとばん限かぎりの夢ゆめもいい
今夜こんやは恋こいと 涙なみだで割わって
夜よるが明あけるまで 飲のみたいね

今夜こんやは恋こいと 涙なみだで割わって
夜よるが明あけるまで 飲のみたいね