夜を閉じる 歌詞 TWiN PARADOX ふりがな付

途切とぎれる安やすき蛍光灯けいこうとうを変かえもせず 外そとを眺ながめる
右手みぎてに過すぎた想おもい出で 左ひだりに空あいたグラス

あなたと遠とおく離はなれた街まちの方角ほうがく 見みつめ溜息ためいき
惰性だせいに足あしを取とられてる

さよならメトロポリス 終おわりを告つげる鐘かねがなり響ひびく 立たち止どまれない
素直すなおになれる時ときはいつだってひとりね 苦手にがてなタバコに無理むりをして火ひをつけた

あなたが好すきだと言いってたから 明あかるいショートにしたね
慣なれないところも含ふくめて 嫌きらいじゃなかった

世界せかいが二人ふたりだけのように感かんじれた淡あわい時間じかんは
消きえてゆくソーダみたいだった

さよなら切きり出だすなら あなたからだと思おもってた 髪かみも慣なれないまま
わがまま言いえないまま気きが付つけばひとりね 溶とけていく氷こおりを
いつまでも眺ながめてた

夜よるの静寂しじま 注そそいだ寂さびしさ 飲のみ干ほすから 零こぼれだす涙なみだ
今いまさらになって悲かなしませないで もう戻もどらない二人ふたりに別わかれをつげて

さよならまた何処どこかで すれ違ちがう事ことがあってもあなた気付きづかないわ
眠ねむる街まちは静しずかで 余計よけいにひとりね 苦手にがてな煙草たばこもこれでもう終おわりね

さよならメトロポリス 眠ねむれない夜よるを閉とじるわ 果はてた恋こいを連つれて
振ふり返かえる部屋へやの中なか これからはひとりね 昔むかしの話はなしと言いい聞きかせ目めを閉とじる