NEXUS 歌詞 Royz ふりがな付

翼つばさを広ひろげて空そらを駆かけ抜ぬける
荒あれ狂くるう嵐あらしの中なか、君きみの声こえが聞きこえる方角ほうがくへ

たどり着つけたその時ときは
小ちいさな手て、強つよく握にぎりしめ
二に度どと離はなさないと誓ちかおう

救すくわれるためだけに
誰だれかを傷付きずつけては
苦くるし紛まぎれに綴つづる
声こえにならない言葉ことば

側そばにいることさえも
当あたり前まえと思おもった
君きみが消きえたあの朝あさに
頬ほほを濡ぬらした涙なみだ

失うしなわれた時ときの中なかで
繋つなぎ合あわせた思おもい出では
残酷ざんこくなほど眩まぶしくて
目めを伏ふせた

震ふるえが止とまらないほどの
孤独こどくの夜よる、乗のり越こえたら
きっとまた会あえると
願ねがいを込こめて

翼つばさを広ひろげて空そらを駆かけ抜ぬける
荒あれ狂くるう嵐あらしの中なか、君きみの声こえが聞きこえる方角ほうがくへ

たどり着つけたその時ときは
小ちいさな手て、強つよく握にぎりしめ
二に度どと離はなさないと誓ちかおう

正義せいぎだと思おもい込こんでいた
偽いつわりだらけの感情かんじょうは
優やさしい温ぬくもりの中なかで
溶とけていく

逃にげ隠かくれしてしまうほどの
悲劇ひげきの朝あさ、受うけ入いれたら
きっとまた会あえると
願ねがいを込こめて

空そらに祈いのりを捧ささげるだけでは
大切たいせつな人ひと、守まもれはしない
己おのれの両りょう手てを汚よごしたとしても
目めの前まえの闇やみを切きり裂さく

翼つばさを広ひろげて君きみと夢ゆめを見みる
壊こわれた世界せかいの中なか
そっと結むすび合あった解ほどけぬ絆きずな

音おとを立たてて崩くずれていく
誰だれかが信しんじた希望きぼうの
欠片かけらをまた拾ひろい集あつめて

奪うばわれていた
かけがえのない日々ひびを
今いま、取とり戻もどそう