夢のまにまに 歌詞 藤あや子 ふりがな付

真夏まなつの蛍火ほたるびを 身体からだに宿やどすように
秘ひそかな稲妻いなずまが 瞬またたく夜更よふけもある

薄紅色うすべにに艶つやめいた
裸はだかの気持きもち 見みせましょう

涼すずしい顔かおをして
ゆらゆら燃もえている

空蝉うつせみの人恋ひとこいし 素肌すはだ
夢ゆめのまにまに 抱だいて

うなじに運命うんめいが 背せを向むけ潜ひそむように
見みえない花吹雪はなふぶき あなたを連つれてくるの

桜さくらに 衣きぬに ひぐらしに
あなたの声こえが聴きこえる

あふれて とめどなく
はらはら果はてしなく

苦くるしさは愛いとおしさの証あかし
夢ゆめのまにまに 抱だいて

あふれて とめどなく
はらはら果はてしなく

空蝉うつせみの人恋ひとこいし 素肌すはだ
夢ゆめのまにまに 抱だいて