流ながれて故郷ふるさと もう遠とおい
どしゃぶりつゞづきに 傘かさもない
こんな男おとこの どこがいい
聞きけばほんのり 紅べにをさす
素顔すがおの花はなの 花はなのいじらしさ
おまえはおまえは 俺おれに咲さいた花はな
やさしい瞼まぶたを この俺おれが
ぬらしているのか 夢ゆめにまで
眠ねむるおまえの 横顔よこがおに
春はるの来くる日ひを 祈いのりたい
枯かれるな俺おれの 俺おれのこの胸むねで
おまえはおまえは 俺おれに咲さいた花はな
さすらい暮ぐらしの 寒さむさより
幸しあわせやれない 身みがつらい
涙なみだこらえて 背せで詫わびりゃ
いつか吹雪ふぶきに 消きえる町まち
最後さいごの夜よるが 夜よるが明あけてゆく
おまえはおまえは 俺おれに咲さいた花はな
流nagaれてrete故郷furusato もうmou遠tooいi
どしゃぶりつdosyaburitsuゞduきにkini 傘kasaもないmonai
こんなkonna男otokoのno どこがいいdokogaii
聞kiけばほんのりkebahonnori 紅beniをさすwosasu
素顔sugaoのno花hanaのno 花hanaのいじらしさnoijirashisa
おまえはおまえはomaehaomaeha 俺oreにni咲saいたita花hana
やさしいyasashii瞼mabutaをwo このkono俺oreがga
ぬらしているのかnurashiteirunoka 夢yumeにまでnimade
眠nemuるおまえのruomaeno 横顔yokogaoにni
春haruのno来kuるru日hiをwo 祈inoりたいritai
枯kaれるなreruna俺oreのno 俺oreのこのnokono胸muneでde
おまえはおまえはomaehaomaeha 俺oreにni咲saいたita花hana
さすらいsasurai暮guraしのshino 寒samuさよりsayori
幸shiawaせやれないseyarenai 身miがつらいgatsurai
涙namidaこらえてkoraete 背seでde詫waびりゃbirya
いつかitsuka吹雪fubukiにni 消kiえるeru町machi
最後saigoのno夜yoruがga 夜yoruがga明aけてゆくketeyuku
おまえはおまえはomaehaomaeha 俺oreにni咲saいたita花hana