能登のとから涙なみだが 追おいかけて
氷見ひみの港みなとで 雪ゆきになる
愛あいの名残なごりは この掌ての中なかに
大事だいじに包つつんで いるけれど
寒さむすぎますよ おんな独ひとりは
一緒いっしょについて 行いきたかった
今いまでは漁いさり火び 見みえなくて
氷見ひみはひっそり 白しろい色いろ
恋こいの火ひをつけ 炎もやしておいて
男おとこのひとって 無情つみですね
死しにたいほどの こんな切せつなさ
あのひと知しって いるでしょうか
この海うみ吹雪ふぶけば あのひとは
氷見ひみへ戻もどって 来くるかしら
それが幻想ゆめだと 判わかっていても
忘わすれはできない おんなです
一筋ひとすじ眉まゆを 強つよく引ひいたら
明日あしたは春はるが くるでしょうか
能登notoからkara涙namidaがga 追oいかけてikakete
氷見himiのno港minatoでde 雪yukiになるninaru
愛aiのno名残nagoりはriha このkono掌teのno中nakaにni
大事daijiにni包tsutsuんでnde いるけれどirukeredo
寒samuすぎますよsugimasuyo おんなonna独hitoりはriha
一緒issyoについてnitsuite 行iきたかったkitakatta
今imaではdeha漁isaりri火bi 見miえなくてenakute
氷見himiはひっそりhahissori 白shiroいi色iro
恋koiのno火hiをつけwotsuke 炎moやしておいてyashiteoite
男otokoのひとってnohitotte 無情tsumiですねdesune
死shiにたいほどのnitaihodono こんなkonna切setsuなさnasa
あのひとanohito知shiってtte いるでしょうかirudesyouka
このkono海umi吹雪fubuけばkeba あのひとはanohitoha
氷見himiへhe戻modoってtte 来kuるかしらrukashira
それがsorega幻想yumeだとdato 判wakaっていてもtteitemo
忘wasuれはできないrehadekinai おんなですonnadesu
一筋hitosuji眉mayuをwo 強tsuyoくku引hiいたらitara
明日ashitaはha春haruがga くるでしょうかkurudesyouka