よみ:あくたのへやはさびいろにしずむ
芥の部屋は錆色に沈む 歌詞
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こんにちは谷田さん feat. 鏡音リン
- 2016.7.16 リリース
- 作詞
- キタニタツヤ
- 作曲
- キタニタツヤ
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どうしてこんなに、僕ぼくの生活せいかつは
朝あさにだって昼ひるにだって夜よるにだって理不尽りふじんに苛さいなまれ
どうにもできない、散ちらかった部屋へやの隅すみで泥水どろみずを口くちに含ふくんでも
「誰だれが僕ぼくを救すくってくれるの?」
背後はいごに張はり付つく視線しせんは、
「彼かれの目めがこちらを見みている」
タバコの煙けむりで顔かおを隠かくしたって、その視線しせんが僕ぼくを貫つらぬいて
飽あき飽あきしてんだ 薄汚うすよごれたこの生活せいかつから救すくってくれ
このどうしようもない日々ひびの傷口きずぐちから溢あふれ出だした灰色はいいろの夢ゆめ
これが何者なにものにもなれない僕ぼくらが見みている未来みらい
このままじゃ、どうしようもない僕ぼくが吐はき捨すてた彼かれを呪のろう言葉ことばも届とどかぬまま
彼かれは罰ばつすら与あたえてはくれないのさ、この僕ぼくの愚おろかさに
どうしてこんなに、僕ぼくの生活せいかつは
昨日きのうにだって今日きょうにだって明日あしたにだって不条理ふじょうりに貫つらぬかれ
どうにもできない、凡庸ぼんような街まちの隅すみで天てんを仰あおいで唾つばを吐はいても
「彼かれが僕ぼくを救すくってくれるの?」
紫むらさきの煙けむりが泳およいで
「もうそろそろ終おわらせてくれないか」
目めの前まえが白しろく染そまるのを待まっている
少すこしずつ明日あしたが近ちかづいて、
この生活せいかつから抜ぬけ出だせずに不安ふあんの種たねを芽吹めぶかせている
このどうしようもない日々ひびの傷口きずぐちから溢あふれ出だした灰色はいいろの夢ゆめ
これが何者なにものにもなれない僕ぼくらが見みている未来みらい
このまま消きえ去さってしまうことさえも叶かなわずに、僕ぼくらは息いきをした
ただ薄汚うすよごれた日常にちじょうの中なかで、狡猾こうかつに餌えさを奪うばいあって
斜陽しゃようさす小ちいさな窓まど、206号ごう室しつで途方とほうに暮くれている
街まちが錆さびついていく、子供こどもの声こえが遠とおくに聞きこえた
ここに生うまれてしまったこと、醜みにくい姿すがたに育そだったことを、書かき遺のこしておく
このどうしようもない日々ひびの傷口きずぐちから溢あふれ出だした灰色はいいろの夢ゆめ
これが何者なにものにもなれない僕ぼくらが見みている未来みらい
明日あしたさえどうしようもないほど恐おそろしくて、彼かれを呪のろう言葉ことばも届とどかぬなら
この手紙てがみを書かき遺のこして終おわらせたいんだ、明日あしたが来くる前まえに
朝あさにだって昼ひるにだって夜よるにだって理不尽りふじんに苛さいなまれ
どうにもできない、散ちらかった部屋へやの隅すみで泥水どろみずを口くちに含ふくんでも
「誰だれが僕ぼくを救すくってくれるの?」
背後はいごに張はり付つく視線しせんは、
「彼かれの目めがこちらを見みている」
タバコの煙けむりで顔かおを隠かくしたって、その視線しせんが僕ぼくを貫つらぬいて
飽あき飽あきしてんだ 薄汚うすよごれたこの生活せいかつから救すくってくれ
このどうしようもない日々ひびの傷口きずぐちから溢あふれ出だした灰色はいいろの夢ゆめ
これが何者なにものにもなれない僕ぼくらが見みている未来みらい
このままじゃ、どうしようもない僕ぼくが吐はき捨すてた彼かれを呪のろう言葉ことばも届とどかぬまま
彼かれは罰ばつすら与あたえてはくれないのさ、この僕ぼくの愚おろかさに
どうしてこんなに、僕ぼくの生活せいかつは
昨日きのうにだって今日きょうにだって明日あしたにだって不条理ふじょうりに貫つらぬかれ
どうにもできない、凡庸ぼんような街まちの隅すみで天てんを仰あおいで唾つばを吐はいても
「彼かれが僕ぼくを救すくってくれるの?」
紫むらさきの煙けむりが泳およいで
「もうそろそろ終おわらせてくれないか」
目めの前まえが白しろく染そまるのを待まっている
少すこしずつ明日あしたが近ちかづいて、
この生活せいかつから抜ぬけ出だせずに不安ふあんの種たねを芽吹めぶかせている
このどうしようもない日々ひびの傷口きずぐちから溢あふれ出だした灰色はいいろの夢ゆめ
これが何者なにものにもなれない僕ぼくらが見みている未来みらい
このまま消きえ去さってしまうことさえも叶かなわずに、僕ぼくらは息いきをした
ただ薄汚うすよごれた日常にちじょうの中なかで、狡猾こうかつに餌えさを奪うばいあって
斜陽しゃようさす小ちいさな窓まど、206号ごう室しつで途方とほうに暮くれている
街まちが錆さびついていく、子供こどもの声こえが遠とおくに聞きこえた
ここに生うまれてしまったこと、醜みにくい姿すがたに育そだったことを、書かき遺のこしておく
このどうしようもない日々ひびの傷口きずぐちから溢あふれ出だした灰色はいいろの夢ゆめ
これが何者なにものにもなれない僕ぼくらが見みている未来みらい
明日あしたさえどうしようもないほど恐おそろしくて、彼かれを呪のろう言葉ことばも届とどかぬなら
この手紙てがみを書かき遺のこして終おわらせたいんだ、明日あしたが来くる前まえに