よみ:ばいたるさいん
バイタルサイン 歌詞
-
TaKU.K feat. 初音ミク
- 2017.9.8 リリース
- 作詞
- TaKU.K
- 作曲
- TaKU.K
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神様かみさまが世界せかいから消きえた日ひ、
爆はぜて色いろが絶たえた僕ぼくの視界しかい
凍結とうけつ、悴かじかむ手てが震ふるえていた
秤はかりをなぞる午前ごぜん三さん時じ
嗚咽おえつの首くびを強つよく締しめて、
溢あふれ出でた憎悪ぞうおが胸むねを灼やく
焼失しょうしつ、こんな心こころが醜みにくくて、
愚図ぐずな僕ぼくでも救すくえるのかな
声こえが、顔かおが、記憶きおくを揺ゆらす
それが消きえる世界せかいなどいらない
夢ゆめを託たくすことを許ゆるしてほしい
また、巡めぐり逢あいましょう
そっと、心こころを受うけ渡わたす
目めが覚さめたら悲かなしむかな
それとも怒おこるかな
そんな姿すがたが目めに浮うかび、
そのたびに訣別けつべつが辛つらくなる
意識いしきが白しろへと溶とけていく気きがして、
願ねがわくば幸しあわせであれ、と零こぼす
心こころを呑のんだ彼女かのじょは問とう
「この身体からだが貴方あなたを奪うばったの?」
泣なき腫はらした目めで重かさねて問とう
「貴方あなたがいない世界せかいに意味いみはあるの?」
暗くらい部屋へや、独ひとりで問といを続つづけてる
まるであの日ひの僕ぼくのようだ
今いまさら罪深つみぶかさに気きづく
その痛いたみを誰だれよりずっと
知しっていたはずなのに
同おなじ痛いたみを背負せおわせる
浅あさはかで自惚うぬぼれた僕ぼくの罪つみ
心こころの古巣ふるすが軋きしんで痛いたんだ
叶かなうなら一抹いちまつの声こえ、届とどけたい
明あけ方がたの部屋へや、
忍しのばせたメスを手てに
首筋くびすじへと宛あてがった彼女かのじょ
伸のばした手てはすり抜ぬけて、
ただ叫さけぶ
帳とばり揺ゆれ、風かぜが吹ふき、
金物かなものの鈍にぶい音おとが響ひびく
これが最期さいごの胸懐きょうかいだ
伝つたえるよ
もう身体からだは無ないけれど、
この想おもいはお前まえの心こころ
そこに置おいてくから
どうか、共ともに生いきてくれ、と
囁ささやいたその顔かおは淡あわく、穏おだやかだった
朝日あさひが射さす部屋へやで
流ながれ落おちた涙なみだの意味いみを
ずっと、抱だき締しめている
一人ひとり、彼女かのじょの胸むねの奥おく、
重かさなった心拍しんぱくはゆれている
「貴方あなたが私わたしに理由りゆうを与あたえた」
一言ひとことを零こぼして、
微笑ほほえむ彼女かのじょのほのかな姿すがたは
昔日せきじつの彼かれによく似にていた
爆はぜて色いろが絶たえた僕ぼくの視界しかい
凍結とうけつ、悴かじかむ手てが震ふるえていた
秤はかりをなぞる午前ごぜん三さん時じ
嗚咽おえつの首くびを強つよく締しめて、
溢あふれ出でた憎悪ぞうおが胸むねを灼やく
焼失しょうしつ、こんな心こころが醜みにくくて、
愚図ぐずな僕ぼくでも救すくえるのかな
声こえが、顔かおが、記憶きおくを揺ゆらす
それが消きえる世界せかいなどいらない
夢ゆめを託たくすことを許ゆるしてほしい
また、巡めぐり逢あいましょう
そっと、心こころを受うけ渡わたす
目めが覚さめたら悲かなしむかな
それとも怒おこるかな
そんな姿すがたが目めに浮うかび、
そのたびに訣別けつべつが辛つらくなる
意識いしきが白しろへと溶とけていく気きがして、
願ねがわくば幸しあわせであれ、と零こぼす
心こころを呑のんだ彼女かのじょは問とう
「この身体からだが貴方あなたを奪うばったの?」
泣なき腫はらした目めで重かさねて問とう
「貴方あなたがいない世界せかいに意味いみはあるの?」
暗くらい部屋へや、独ひとりで問といを続つづけてる
まるであの日ひの僕ぼくのようだ
今いまさら罪深つみぶかさに気きづく
その痛いたみを誰だれよりずっと
知しっていたはずなのに
同おなじ痛いたみを背負せおわせる
浅あさはかで自惚うぬぼれた僕ぼくの罪つみ
心こころの古巣ふるすが軋きしんで痛いたんだ
叶かなうなら一抹いちまつの声こえ、届とどけたい
明あけ方がたの部屋へや、
忍しのばせたメスを手てに
首筋くびすじへと宛あてがった彼女かのじょ
伸のばした手てはすり抜ぬけて、
ただ叫さけぶ
帳とばり揺ゆれ、風かぜが吹ふき、
金物かなものの鈍にぶい音おとが響ひびく
これが最期さいごの胸懐きょうかいだ
伝つたえるよ
もう身体からだは無ないけれど、
この想おもいはお前まえの心こころ
そこに置おいてくから
どうか、共ともに生いきてくれ、と
囁ささやいたその顔かおは淡あわく、穏おだやかだった
朝日あさひが射さす部屋へやで
流ながれ落おちた涙なみだの意味いみを
ずっと、抱だき締しめている
一人ひとり、彼女かのじょの胸むねの奥おく、
重かさなった心拍しんぱくはゆれている
「貴方あなたが私わたしに理由りゆうを与あたえた」
一言ひとことを零こぼして、
微笑ほほえむ彼女かのじょのほのかな姿すがたは
昔日せきじつの彼かれによく似にていた