よみ：ごとめこころ
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かなしめど哀かなしや 最さいの果はてに別わかつ涙なみだ
いにしえの運命さだめに 抗あらがう術すべも亡なく
誘さそはるる夢ゆめの狭間はざまに 私わたしを置おいてゆけ
なにも みない なにもない しらない
無垢むくなまゝ 摘つまれりゃ
無慈悲むじひな朗報しらせの 数多あまたの罪つみ 耳みみを伏ふせ
声こえにならぬ激情げきじょうを
乗のせた最期さいごの詩うた ぼくは さけぶ
空そらと海うみの 境界きょうかいに撃うち落おとした
もう何処どこへも行いけない 去さらば少女心おとめごころ
救すくい上あげる舟ふねなど もう沈しずんだ
どちらに行いきても地獄じごく
こわいこわいと嗤わらう声こえ
此処ここに来きて 向むかい合あえ
目めを閉とじればさぁあと少すこし
貫つらぬくは 身体からだか心こころか
僕ぼくを許ゆるすな
雨降あめふる朝あさにサヨウナラ 赤黒あかぐろい水みずの音おと
何故なぜなの さぁ しらない 誰だれかが
涙なみだを落おとしている
昨日きのうの記憶きおくを その場ば捨すてて生いきること
そして 今日きょうの不条理ふじょうりを
何なにも考かんがえるな ぼくが 出来できる唯一ゆいいつの抗あらがい
目めを覚さます 灰色はいいろの空そら
恨うらむる敵かたきは見みえずとも
大おおきく息いきを吸すう 胸むねを張はる
燃もえ滾たぎりる渦うず
空そらと海うみの 境界きょうかいに撃うち落おとした
生いく場所ばしょを探さがす鳥とり ならば御お停とめ心ごころ
滲にじむ傷跡きずあと 治なおらぬ傷きずを胸むねに
どちらに生いきても地獄じごく
生いき急いそぐ命いのちよ 参まいれ
空くうを斬きる 向むかい合あう
貴方あなたの顔かおがすぐ傍そばに
貫つらぬいて 焔ほのおが消きえゆく
僕ぼくを許ゆるすな
いにしえの運命さだめに 抗あらがう術すべも亡なく
誘さそはるる夢ゆめの狭間はざまに 私わたしを置おいてゆけ
なにも みない なにもない しらない
無垢むくなまゝ 摘つまれりゃ
無慈悲むじひな朗報しらせの 数多あまたの罪つみ 耳みみを伏ふせ
声こえにならぬ激情げきじょうを
乗のせた最期さいごの詩うた ぼくは さけぶ
空そらと海うみの 境界きょうかいに撃うち落おとした
もう何処どこへも行いけない 去さらば少女心おとめごころ
救すくい上あげる舟ふねなど もう沈しずんだ
どちらに行いきても地獄じごく
こわいこわいと嗤わらう声こえ
此処ここに来きて 向むかい合あえ
目めを閉とじればさぁあと少すこし
貫つらぬくは 身体からだか心こころか
僕ぼくを許ゆるすな
雨降あめふる朝あさにサヨウナラ 赤黒あかぐろい水みずの音おと
何故なぜなの さぁ しらない 誰だれかが
涙なみだを落おとしている
昨日きのうの記憶きおくを その場ば捨すてて生いきること
そして 今日きょうの不条理ふじょうりを
何なにも考かんがえるな ぼくが 出来できる唯一ゆいいつの抗あらがい
目めを覚さます 灰色はいいろの空そら
恨うらむる敵かたきは見みえずとも
大おおきく息いきを吸すう 胸むねを張はる
燃もえ滾たぎりる渦うず
空そらと海うみの 境界きょうかいに撃うち落おとした
生いく場所ばしょを探さがす鳥とり ならば御お停とめ心ごころ
滲にじむ傷跡きずあと 治なおらぬ傷きずを胸むねに
どちらに生いきても地獄じごく
生いき急いそぐ命いのちよ 参まいれ
空くうを斬きる 向むかい合あう
貴方あなたの顔かおがすぐ傍そばに
貫つらぬいて 焔ほのおが消きえゆく
僕ぼくを許ゆるすな
