暁、星に 歌詞 cadode ふりがな付

あの日ひに背負しょいこんだ痛いたみが 褪あせる度たび
ふとした慰なぐさめの言葉ことばで 思おもい出だす
心こころの奥おくに塞ふさいで 踏ふみ出だしたのに
繰くり返かえされる刹那せつなに 目めを閉とじる
遠とおすぎて 二度にどと触ふれられぬ君きみの手てが
前まえを向むく 僕ぼくの身体からだをずっと離はなさないようで

暁あかつき 星ほしに 輝かがやく思おもい出でも
一人ひとりなら きっと痛いたいだけ
がむしゃらに 痛いたみを忘わすれても
一人ひとりなら 孤独こどくみたいだね

あなたが 残のこしたものは傷きずのようで
僕ぼくには

あの日ひに背負しょいこんだ痛いたみに 馳はせる度たび
ふとした君きみからの言葉ことばを 思おもい出だす
近ちかすぎて 色いろを失うしなった僕ぼくの目めが
消きえゆく 君きみの欠片かけらをずっと追おいかけるようで

暁あかつき 星ほしに 輝かがやく思おもい出でも
一人ひとりなら きっと辛つらいだけ
これ以上いじょう あなたを忘わすれても
気持きもちなら 晴はれないままで

これから進すすむ先さきに 君きみはいないと 僕ぼくは気付きづいている
痛いたいのも 辛つらいのも 今いまは僕ぼくとともに

これ以上いじょう あなたを忘わすれない
この傷きずは 君きみと生いきた証あかし

暁あかつき 星ほしに 輝かがやく思おもい出でも
一人ひとりじゃない きっといつまでも
この先さきに 君きみならいないけど
僕ぼくはいる 僕ぼくならずっといる
この傷きずとともに 君きみは生いきている

あなたが 残のこしたものは傷きずのようで
今いまなら
今いまなら 君きみのことを思おもい出だせる
今いまなら