逆行 歌詞 夜韻-Yoin- ふりがな付

僕ぼくが描かいた 脳裏のうりに咲さいた
花はなはやがて灰はいになっていく
白しろか黒くろかも解わからない世界せかいは
立たってたって仕方しかたがないから

息いきを吐はいた 涙なみだを流ながした
既すでに傷きずは深ふかくなっている
夢ゆめか現実げんじつかも見みえない世界せかいは
生いきてたって仕方しかたがないから

後悔こうかいなんてないよこのまま沈しずむだけ
空そらが憎にくいよ 雲くもは泳およいでいる
僕ぼくの痛いたみも知しらないで

淡あわい夢ゆめをなぞったあの日ひだって
嘘うそみたいに流ながれていく
言葉ことばを文字もじに書かき殴なぐりながら
雲くもの流ながれを詠よんでいる

白しろい雲くもをなぞったあの日ひだって
青色あおいろの海うみに呑のみ込こまれていく
地ちを凪ないだ風かぜすらも
僕ぼくと春はるを置おいて過すぎ去さっていく


花はなは咲さいて やがて散ちって
また新あたらしい芽めを咲さかせる
流ながれてく時ときの速はやさに
僕ぼくらはずっと遠とおく追おいつけないまま


落おちていく
泳およいでいる
彷徨さまよっている


深ふかい夢ゆめを辿たどったあの日ひだって
今いまは何なにも覚おぼえちゃいない
痛いたみが思おもい出でに重かさなりながら
記憶きおくの中なかに棲すんでいる

青あおい空そらを駆かけたあの日ひだって
君きみが海うみに深ふかく呑のみ込こまれていく
僕ぼくを置おき去ざりにして
記憶きおくの中なかでずっと


淡あわい夢ゆめをなぞったあの日ひだって
嘘うそみたいに流ながれていく
言葉ことばを文字もじに書かき殴なぐりぐりながら
雲くもの流ながれを詠よんでいる

白しろい雲くもをなぞったあの日ひだって
青色あおいろの海うみに呑のみ込こまれていく
地ちを凪ないだ風かぜすらも
僕ぼくと春はるを置おいて過すぎ去さっていく


どうでもいいことばかりが
浮うかぶだけ
痛いたみになって 憂うれいになって
全部ぜんぶ、悪夢あくむになっていく