君きみのまだ知しらない
本当ほんとうの僕ぼくの正体しょうたい
今いまから教おしえてあげる
もう隠かくせないよ誤魔化ごまかせないよ
だって 満月まんげつの夜よるだから
一人ひとりきりで帰かえるなら
僕ぼくが送おくってあげるなんて
そんな優やさしい言葉ことばたちは
嘘うそ 嘘うそ 嘘うそ 嘘うそなんだよ
静しずかに手てを繋つなぐ
僕ぼくから離はなれちゃわないように
ゆっくり君きみが振ふり向むく前まえに
後うしろから ギュッてした
引ひっ掻かいて裂さいて君きみの心こころに
爪痕つめあとをたて襲おそいかかる
涙なみだぐんだ顔かおも愛あいしてるよ
君きみは僕ぼくだけの赤あかずきん
夜よるが明あけるまで離はなさない
空そらが欠かけるまで逃にがさない
君きみと二人ふたりの帰かえり道みち ほら
僕ぼくに気きをつけて
まだ誰だれも知しらない
本当ほんとうの僕ぼくの正体しょうたい
どうせ君きみにも分わからない
理解りかい出来できるわけないよ
いつか君きみも離はなれていくんだ
一人ひとりきりが寂さみしいなら
私わたしが隣となりに居いてあげる
そんな優やさしい言葉ことばたちは
やだ やだ やだ 嫌いやなんだよ
無理むりやり恋人こいびと繋つなぎ
握にぎり返かえしてくれない 君きみが
「ごめんね」
それすらうるさくて
唇くちびるに ガブッてした
ねぇ 待まって抱だいて君きみが泣なくまで
甘あま噛がみでかじりつきたいの
それでも僕ぼくを許ゆるしてくれる?
今いまは君きみだけに甘あまえたい
体からだが許ゆるすまで離はなさない
心こころが溶とけるまで逃にがさない
君きみと二人ふたりの夜よるだから 僕ぼくは
オオカミになる
間違まちがってばっかのこの心こころが
大好だいすきだよってまた吠ほえている
伝つたえ方かたなんて分わからないから
今日きょうも泣なかせることしか出来できなくて
壊こわれるくらい ギュッてした
引ひっ掻かいて裂さいて君きみの心こころに
爪痕つめあとをたて襲おそいかかる
涙なみだぐんだ顔かおも愛あいしてるよ
君きみは僕ぼくだけの赤あかずきん
夜よるが明あけるまで離はなさない
空そらが欠かけるまで逃にがさない
君きみと二人ふたりの帰かえり道みち ほら
僕ぼくに気きをつけて
君kimiのまだnomada知shiらないranai
本当hontouのno僕bokuのno正体syoutai
今imaからkara教oshiえてあげるeteageru
もうmou隠kakuせないよsenaiyo誤魔化gomakaせないよsenaiyo
だってdatte 満月mangetsuのno夜yoruだからdakara
一人hitoriきりでkiride帰kaeるならrunara
僕bokuがga送okuってあげるなんてtteagerunante
そんなsonna優yasaしいshii言葉kotobaたちはtachiha
嘘uso 嘘uso 嘘uso 嘘usoなんだよnandayo
静shizuかにkani手teをwo繋tsunaぐgu
僕bokuからkara離hanaれちゃわないようにrechawanaiyouni
ゆっくりyukkuri君kimiがga振fuりri向muくku前maeにni
後ushiろからrokara ギュッgyuxtuてしたteshita
引hiっxtu掻kaいてite裂saいてite君kimiのno心kokoroにni
爪痕tsumeatoをたてwotate襲osoいかかるikakaru
涙namidaぐんだgunda顔kaoもmo愛aiしてるよshiteruyo
君kimiはha僕bokuだけのdakeno赤akaずきんzukin
夜yoruがga明aけるまでkerumade離hanaさないsanai
空soraがga欠kaけるまでkerumade逃niがさないgasanai
君kimiとto二人futariのno帰kaeりri道michi ほらhora
僕bokuにni気kiをつけてwotsukete
まだmada誰dareもmo知shiらないranai
本当hontouのno僕bokuのno正体syoutai
どうせdouse君kimiにもnimo分waからないkaranai
理解rikai出来dekiるわけないよruwakenaiyo
いつかitsuka君kimiもmo離hanaれていくんだreteikunda
一人hitoriきりがkiriga寂samiしいならshiinara
私watashiがga隣tonariにni居iてあげるteageru
そんなsonna優yasaしいshii言葉kotobaたちはtachiha
やだyada やだyada やだyada 嫌iyaなんだよnandayo
無理muriやりyari恋人koibito繋tsunaぎgi
握nigiりri返kaeしてくれないshitekurenai 君kimiがga
「ごめんねgomenne」
それすらうるさくてsoresuraurusakute
唇kuchibiruにni ガブッgabuxtuてしたteshita
ねぇnee 待maってtte抱daいてite君kimiがga泣naくまでkumade
甘ama噛gaみでかじりつきたいのmidekajiritsukitaino
それでもsoredemo僕bokuをwo許yuruしてくれるshitekureru?
今imaはha君kimiだけにdakeni甘amaえたいetai
体karadaがga許yuruすまでsumade離hanaさないsanai
心kokoroがga溶toけるまでkerumade逃niがさないgasanai
君kimiとto二人futariのno夜yoruだからdakara 僕bokuはha
オオカミookamiになるninaru
間違machigaってばっかのこのttebakkanokono心kokoroがga
大好daisuきだよってまたkidayottemata吠hoえているeteiru
伝tsutaえe方kataなんてnante分waからないからkaranaikara
今日kyouもmo泣naかせることしかkaserukotoshika出来dekiなくてnakute
壊kowaれるくらいrerukurai ギュッgyuxtuてしたteshita
引hiっxtu掻kaいてite裂saいてite君kimiのno心kokoroにni
爪痕tsumeatoをたてwotate襲osoいかかるikakaru
涙namidaぐんだgunda顔kaoもmo愛aiしてるよshiteruyo
君kimiはha僕bokuだけのdakeno赤akaずきんzukin
夜yoruがga明aけるまでkerumade離hanaさないsanai
空soraがga欠kaけるまでkerumade逃niがさないgasanai
君kimiとto二人futariのno帰kaeりri道michi ほらhora
僕bokuにni気kiをつけてwotsukete