鶴への祈り 歌詞 岩本公水 ふりがな付

愛あいと希望きぼうの 二枚にまいの翼つばさ
合あわせて鶴つるは 祈いのるのさ
二ふたつの海うみが 一ひとつになって
唄うたう陽気ようきな 舟唄ふなうたが
沖おきの漁場ぎょじょうを にぎわせる
ああ その日ひが その日ひが 早はやくくるように

鶴つるは今宵こよいも 北斗ほくとの空そらに
七ななつの願ねがい かけるのさ
心こころを鎖とざす 氷こおりの海うみも
人ひとの情なさけに くだかれて
四島よんとうは笑顔えがおに みちあふれ
ああ みんなの 手てと手てが かたく結むすばれる

鶴つるは知しってる はるかな空そらで
始はじまる春はるの ときめきを
もうすぐ逢あえる 無口むくちだけれど
とても気きのいい 人々ひとびとと
汗あせと涙なみだを 分わかち合あう
ああその日ひが その日ひが 鶴つるの恩返おんがえし