荒城の月 歌詞
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めぐる盃さかずきかげさして
千代ちよの松まつが枝えわけいでし
むかしの光ひかりいまいずこ
秋あき陣営じんえいの霜しもの色いろ
鳴なきゆく雁かりの数かず見みせて
植うえうる剣つるぎに照てりそいし
むかしの光ひかりいまいずこ
いま荒城こうじょうのよわの月つき
替かわらぬ光ひかりたがためぞ
垣かきに残のこるはただかずら
松まつに歌うたうはただあらし
馬骨
2023/02/16 05:46
日本の音楽史に残る有名な楽曲であり、多くの人に歌い継がれている歌である・・1901年(明治24年)土井晩翠作詞、滝廉太郎作曲の歴史的音源である、三橋が2007年にリリースしている、滝廉太郎は留学中メンデルスゾーン音楽学校に入っている、一説に荒城の月はメンデルスゾーン第3楽章に似ていることから影響を受けたのではないかと言われている、どちらも栄枯盛衰、かっての戦の場も”国破れて山河在り”が底流にあるからである・・今荒城の夜半の月変わらぬ光誰がためぞ、垣に残るはただかずら、松に歌うはただ嵐・・時は諸行無常に流れて行くのである・・