手まり数え唄 歌詞
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手てまりのお里さとは 山やまのかげ
からすカアと啼ないて 行いくところ
お盆ぼんが来きたなら ことづけ頼たのむ
ことづけ頼たのむよ こっそりと
知しれりゃ旦那だんなさんの 目めが怖こわい
てんてんてんまり 手てまりの里さとは
手てまりのお里さとは 桃ももの花はな
からすカアと啼ないて 行いくところ
尋たずねてみました 夕ゆうべも夢ゆめで
夕ゆうべも夢ゆめで はるばると
ふたつ並ならんでる 墓いしのそば
馬骨
2023/02/13 03:09
1956年(昭和31年)東條寿三郎作詞、中野忠晴作曲の歌である・・てんてん手毬の里は山の影、鴉カアと啼いて行く処・・お盆が来たならことずけ頼むよこっそりと、しれりゃ旦那さんお目が怖い・・手毬の里は桃の花、鴉カアと啼いて行く処・・尋ねてみました夕べも夢で、遥々二つ並んでいる墓の傍・・五木の子守唄風な歌で、当時小作農の貧乏な家の子は皆子守などの奉公に出された、奉公先の子が好き放題にしているのを横目に小さな子が小さな胸を痛めていた・・