泪と侍 歌詞
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武士ぶしの面おもてを 濡ぬらすとは
言語道断ごんごどうだん 無礼ぶれいであろう
ながのいとまじゃ エー 下さがりおれ
泣なけというのか 大小だいしょう差さして
いいや泣なかぬぞ 泣なきはせぬ
ならぬ堪忍かんにん こらえてすてる
恋こいに泣ないたら エー 名ながすたる
泣なきはせぬぞと 申もうしておるのに
たわけ泪なみだめ 下さがらぬか
不埒ふらち千万せんばん 人目ひとめもあろう
せめて闇やみ世よに エー 出でてまいれ
馬骨
2023/02/16 19:14
1959年(昭和34年)伊藤とおる作詞、佐伯としお作曲、松竹映画子宝挿入歌、である・・泣くと言わぬに泪の奴め武士の面を濡らすとは、言語道断無礼であろう、永のいとまじゃエー下がりおろう・・泣けと言うのか大小差して、いいや泣かぬぞ泣きはせぬ、恋に泣いたらエー名が廃る・・泣きはせぬぞと申しておるのに、たわけ泪め下がらぬか、不埒千万人目もあろう、せめて闇世にエー出てまいれ・・泪でこれほど面白い切り口の歌詞はない、伊藤君ちこうよれ・・