星屑の町 歌詞
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涙なみだの中なかを たったひとりで
やさしかった 夢ゆめにはぐれず
瞼まぶたを閉とじて 帰かえろ
まだ遠とおい 赤あかいともしび
指笛ゆびぶえ吹ふいて 帰かえろ 揺ゆれながら
星屑ほしくずわけて 町まちを離はなれて
忘わすれない 花はなのかずかず
瞼まぶたを閉とじて 帰かえろ
思おもい出での 道みちをひとすじ
両手りょうてを回まわして 帰かえろ 揺ゆれながら
涙なみだの中なかを たったひとりで
馬骨
2023/02/14 04:41
1962年(37年)東條寿三郎作詞、阿部芳明作曲の歌である・・両手を回して帰ろう揺れながら、涙の中をたった一人で、優しかった夢にはぐれず、瞼を閉じて帰ろ、まだ遠い赤い灯・・指笛吹いて帰ろう揺れながら、星屑分けて町を離れて、忘れない花の数々、瞼を閉じて帰ろ、思い出の道を一筋・・涙の中をたったひとりで・・たった一人ではあるが、思い出の数々が胸を去来する、星屑分けてそれ程悲喜こもごもの出来事があり、目を閉じる以外にない・・
馬骨
2022/04/27 09:56
現在は都会も田舎もありませんが、当時は地方から東京へ東京から地方へと言う人の動きが現実にありました・・この歌の主人公は都会から故郷へ帰る色々な都会の回想が心にあり、それは悲喜こもごも、楽しかった思い出、苦しかった思い出、じっと瞼を閉じて反芻しているのである・・しかし汽車で帰るたった一人の自分には涙があると言っているようである・・内容はややわかりずらい所があるが三橋美智也は出だしの一節ですでに人を酔わせてしまう・・