恋の火の鳥 歌詞
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
どうせかなわぬ この胸むねに
おもかげばかり 影かげばかり ああ
うかぶまぶたの やるせなや やるせなや
恋こいは火ひの鳥とり 生命いのちのかぎり
とべよ君きみ住すむ あの空そらへ
おもかげばかり 影かげばかり ああ
抱だいてこの世よが 生せいきらりょか 生せいきらりょか
ひとり諦あきらめ かなしく消きえる
星ほしの運命さだめか 身みの果はては
おもかげばかり 影かげばかり ああ
偲しのぶ心こころの やるせなや やるせなや
馬骨
2023/01/16 03:39
1954年(昭和29年)高橋掬太郎作詞、飯田三郎作曲の歌である・・何故に燃えるか女の心、どうせ叶わぬこの胸に、面影ばかり影ばかり、ああ浮かぶ瞼の遣る瀬無さ・・三条の歌は手に手を取ってラブミーテンダーは少なく、多く遠い人の面影を追う歌が多い・・それは彼女の歌い方に元々潜在する遣る瀬無さがあるからであると思う・・大ヒットしたかりそめの恋でさえ、固い契りは出てこなのである・・命を賭けた恋の火の鳥も、結局は儚きは人の命恋と唄うのである・・