港の丘の赤い屋根 歌詞
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港みなとの丘おかには 赤あかい屋根やね
君きみと来きた日ひの 思おもい出でが
そのまゝ目めに浮うかぶ 懐ゆかしさ
ああだけど だけど
私わたしは独ひとりぼっちなのよ
赤あかい屋根やねには 風見鶏かざみどり
誰だれかを待まつように 沖見おきみてる
君きみと来きた日ひの 思おもい出でに
そのまゝ何なにもかも 同おなじなの
ああだけど だけど
私わたしは独ひとりぼっちなのよ
馬骨
2023/01/16 09:20
1950年(昭和25年)頃の歌である、高橋掬太郎作詞、飯田三郎作曲の名コンビである・・”一人待ってるわ”の歌に極めて類似したスチエーションである・・青い海には白い船、港の丘には赤い屋根、何もかも変わらないのに、私だけが思い出の中に一人残されている・・時は刻々と移って行くが、主人公の女性の心は昔のままなのである・・しかし多くの人は、心は同じでも彼女が一つずつ年を重ねることは分る・・恋の運命の過酷さが浮き彫りになる歌である・・