夢よ惜しみなく 歌詞
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心こころのかげも 思おもい出でも
どうせ徒花あだばな 咲さかぬ身みなら
散ちれ散ちれ夢ゆめよ 惜おしみなく
だまってかんだ 唇くちびるに
あの夜よるの君きみよ なぜ浮うかぶ
どうせ逢あうなら 哀かなしい願ねがい
散ちれ散ちれ夢ゆめよ 惜おしみなく
ひとりで書かいて ひとり消けす
まぼろしゆえに なお淋さびし
どうせ叶かなわぬ わが恋こいならば
散ちれ散ちれ夢ゆめよ 惜おしみなく
馬骨
2023/01/16 10:07
1950年(昭和25年)前後の歌であろう、高橋掬太郎作詞、利根一郎作曲の歌である・・夢よ惜しみなく我に掛かれではなく、どうせ叶わぬ夢ならば惜しみなく散ってと言う歌である・・前後に関して承知しているわけではないが”憂欝な夜のアンサーソングのような感じがする・・憂欝な夜は将に憂欝のど真ん中であるが、この歌ではどうせ叶わぬ夢ならさっぱりと散ってくれ消えてくれとかなり思い切っている・・明日のない人は居ないのは、先にも述べた通りである・・