もくれん 歌詞 南かなこ ふりがな付

木蓮もくれんの雨あめに にじんだ街角まちかどで
ずぶ濡ぬれの心こころ あなたを呼よんでいる

ああ もし私わたしがここで死しんでも
そうあなたはきっと 振ふり向むきもしない

恨うらむほど 憎にくむほど 恋こいは胸むねを染そめて
一輪いちりんの悲かなしみだけ 赤あかく咲さいている

黙恋もくれんの花はなは あなたを待まちながら
運命さだめという名なの夜風よかぜにふるえてる

ああ 捨すてるほどの愛あいでもいいの
ねぇ優やさしい腕うでに 抱だかれたかったよ

うばいたい この肌はだで 恋こいは熱あつく乱みだれ
幸しあわせが蕾つぼみのまま 雨あめに枯かれてく

恨うらむほど 憎にくむほど つのる想おもい抱だいて
一輪いちりんの悲かなしみだけ 赤あかく咲さいてる
一輪いちりんの悲かなしみだけ 赤あかく咲さいてる