親父おやじお袋ふくろ 達者たっしゃでいるか
昨晩ゆんべも夢見ゆめみた 故郷ふるさとの
季節きせつはずれの 雪ゆきが舞まう
田舎育いなかそだちで 馴なれた身みも
寒さむさ堪こたえる 仕事たびの宿やど
春はるにゃ帰かえると 残のこした里さとの
女房にょうぼう子供こどもが 気きにかかる
離はなれ離ばなれの 辛つらい日々ひび
ひとり手酌てじゃくで 呑のむ酒さけも
じんと沁しみるぜ 仕事しごとの宿やど
苦労くろう七しち坂さか 越こえたら先さきに
待まっているんだ 幸福しあわせが
我慢がまん我慢がまんだ 今いましばし
花はなの咲さく日ひは もう近ちかい
こころ燃もえるぜ 仕事しごとの宿やど
親父oyajiおo袋fukuro 達者tassyaでいるかdeiruka
昨晩yunbeもmo夢見yumemiたta 故郷furusatoのno
季節kisetsuはずれのhazureno 雪yukiがga舞maうu
田舎育inakasodaちでchide 馴naれたreta身miもmo
寒samuさsa堪kotaえるeru 仕事tabiのno宿yado
春haruにゃnya帰kaeるとruto 残nokoしたshita里satoのno
女房nyoubou子供kodomoがga 気kiにかかるnikakaru
離hanaれre離banaれのreno 辛tsuraいi日々hibi
ひとりhitori手酌tejakuでde 呑noむmu酒sakeもmo
じんとjinto沁shiみるぜmiruze 仕事shigotoのno宿yado
苦労kurou七shichi坂saka 越koえたらetara先sakiにni
待maっているんだtteirunda 幸福shiawaseがga
我慢gaman我慢gamanだda 今imaしばしshibashi
花hanaのno咲saくku日hiはha もうmou近chikaいi
こころkokoro燃moえるぜeruze 仕事shigotoのno宿yado