ザクロの実 歌詞 植田真梨恵 ふりがな付

ザクロの実みが ふたつに割われた
はんぶんずつを じょうずに食たべた
起おきる間際まぎわ 見みていた夢ゆめは
忘わすれゆくまま で 日ひが落おちる
君きみは今いま 何なにを見みてるのかな
僕ぼくの片側かたがわ
ふたつに分わけ合あった刻きざんだ時間じかんは
遠とおくまで入いれ違ちがってった彼方かなた
聞きこえない声こえが受話器じゅわきごし宙ちゅうをまう
君きみの手ても指ゆびも髪かみもその目めも僕ぼくのだいすきなもの
体からだに焼やきついている
息いきづいていた 記憶きおくや夢ゆめや
無意識むいしきの中なか 蠢うごめいている
いつか分わかり合あった出会であい繋つながった
心こころは流ながれ去さってく宛さながら
事実じじつだって約束やくそくだって宙ちゅうをまう
君きみが見失みうしなった思おもいや思おもい出で
あの日流ひながれた涙なみだのわけも
一粒ひとつ ずつ拾ひろっていく
君きみは今いま どこにいるんだろうな
僕ぼくの片側かたがわ
ふたりで分わけ合あった刻きざんだ時間じかんは
遠とおくまで入いれ違ちがってった彼方かなた
聞きこえない声こえが受話器じゅわきごし宙ちゅうをまう
いつか分わかり合あった出会であい繋つながった
心こころは流ながれ去さってく宛さながら
事実じじつだって約束やくそくだって宙ちゅうをまう
君きみの手ても指ゆびも髪かみもその目めも僕ぼくのだいすきなもの
体からだに焼やきついている
ザクロの実みが ふたつに割われた
「おいしいね」って 君きみがどこかで笑わらう