その頃ころ彼かれは歌うたを 恋人こいびとにささげていた
友ともたちはその歌うたを口くちずさんでた
恋人こいびとは気きの弱よわい彼かれのすべてを愛あいした ウウ…
こよなく切せつない ウウ… そのメロディー
僕ぼくはことばを失なくした ウウ…
走はしる車くるまに流ながれる声こえ
ききなれたその声こえ 思おもわず耳みみを澄すませば
アイツのことばじゃない
彼かれの歌うたが流ながれるたび
その名前なまえは彼かれより大おおきくなってゆく
アイツのことばじゃない
友ともたちは知しっていた
彼かれがヒーローなんかじゃないことを
やがて恋人こいびとは去さってゆく
僕ぼくがみたあの日ひの舞台ぶたいのうえで
彼かれは涙なみだを流ながしていた
ひとはそのわけも知しらずに
涙なみだを讃たたえ 酔よいしれていた
友ともたちは知しっていた
彼かれがヒーローなんかじゃないことを
彼かれがヒーローなんかじゃないことを
おまえの生いき方かたに 間違まちがいはない
望のぞむものはすべて その手てをのばせば
おまえの生いき方かたに 間違まちがいはない
望のぞむものはすべて その手てをのばせば
友ともたちが彼かれの歌うた口くちずさんだ頃ころ
彼かれは愛あいの歌うたを恋人こいびとにささげていた
ウウウ…
そのsono頃koro彼kareはha歌utaをwo 恋人koibitoにささげていたnisasageteita
友tomoたちはそのtachihasono歌utaをwo口kuchiずさんでたzusandeta
恋人koibitoはha気kiのno弱yowaいi彼kareのすべてをnosubetewo愛aiしたshita ウウuu…
こよなくkoyonaku切setsuないnai ウウuu… そのsonoメロディmerodiー
僕bokuはことばをhakotobawo失naくしたkushita ウウuu…
走hashiるru車kurumaにni流nagaれるreru声koe
ききなれたそのkikinaretasono声koe 思omoわずwazu耳mimiをwo澄suませばmaseba
アイツaitsuのことばじゃないnokotobajanai
彼kareのno歌utaがga流nagaれるたびrerutabi
そのsono名前namaeはha彼kareよりyori大ooきくなってゆくkikunatteyuku
アイツaitsuのことばじゃないnokotobajanai
友tomoたちはtachiha知shiっていたtteita
彼kareがgaヒhiーロroーなんかじゃないことをnankajanaikotowo
やがてyagate恋人koibitoはha去saってゆくtteyuku
僕bokuがみたあのgamitaano日hiのno舞台butaiのうえでnouede
彼kareはha涙namidaをwo流nagaしていたshiteita
ひとはそのわけもhitohasonowakemo知shiらずにrazuni
涙namidaをwo讃tataえe 酔yoいしれていたishireteita
友tomoたちはtachiha知shiっていたtteita
彼kareがgaヒhiーロroーなんかじゃないことをnankajanaikotowo
彼kareがgaヒhiーロroーなんかじゃないことをnankajanaikotowo
おまえのomaeno生iきki方kataにni 間違machigaいはないihanai
望nozoむものはすべてmumonohasubete そのsono手teをのばせばwonobaseba
おまえのomaeno生iきki方kataにni 間違machigaいはないihanai
望nozoむものはすべてmumonohasubete そのsono手teをのばせばwonobaseba
友tomoたちがtachiga彼kareのno歌uta口kuchiずさんだzusanda頃koro
彼kareはha愛aiのno歌utaをwo恋人koibitoにささげていたnisasageteita
ウウウuuu…