こういう時ときって何なんて言いえばいいんだろう
形容けいようしきれない弱よわさがある
かじかむ手てで耳みみを塞ふさいでたら
逃にげ出だしそうなあたしと目めがあった
川面かわもに張はった薄うすい氷こおりの上うえ
渡わたるかの様ように一歩いっぽさえ怯ひるむ日々ひび
葉はの落おちた枝先越えださきごしに浮うかぶ
信号しんごうの明あかりだけ揺ゆれていた
自分じぶんの嘘うそ、勝手かって、怠惰たいだがあなたを連つれ去さってた今いま
ただ両手りょうてに後悔こうかいの束たばを抱かかえ
終電間際しゅうでんまぎわにホームで誰だれかが指ゆびさした空そらに
降おりてきた むつのはな
真まっ白しろい雪ゆきの下した
遠とおい日ひを眠ねむらせて
次つぎの春はるには溶とけて 土つちに浸しみ込こみ
川かわを流ながれて
その先さきで宙ちゅうへ昇のぼる華はなとなるよう
平気へいきなフリしては誤魔化ごまかして
タイミング逃のがしてばかりの毎日まいにち
不意ふいに襲おそってくる闇やみに
ハッとしてまた我われに返かえり
寒空さむぞらに淡あわく Shining
浮うかぶ灯火ともしびの向むこう
未まだに行いけずに躊躇ためらい
隠かくせず独ひとり彷徨さまよい
日々ひびに Cry 拭ぬぐい切きれない
想おもい嘆なげいても届とどかない
面影おもかげだけそこに残のこしても
どこかで見切みきらなきゃしょうがねぇ
分わかっていたって Uneasy
急せかすように過すぎていく月日つきひ
次第しだいに降ふり募つのり
Ah 辺あたりは白しろく染そまり
自分じぶんの持もち合あわす全すべての言葉ことばを尽つくしたって
そう結局一言けっきょくひとこと『ごめんね』しかもうなくて
雪崩なだれのように押おし寄よせてくる
その諦あきらめた表情ひょうじょうと
幸しあわせと気付きづかぬ日々ひび
この心こころ、身体からだ
この中なかにまだ残のこされた
砕くだけていない場所ばしょが 留とどまるように 噛かみ締しめるよに
今いまは積つもる悲かなしみに委ゆだねている
知しらず知しらずのうち傷きずつけ
嘯うそぶいてはまた目めをそらして
失うしなっては求もとめて
離はなしてはそっと差さし伸のべ
時代じだいに取とり残のこされて
すれ違ちがう度確たびたしかめて
ただそうして繰くり返かえして
また人知ひとしれず人込ひとごみに紛まぎれ
真まっ白しろい雪ゆきの下した
遠とおい日ひを眠ねむらせて
次つぎの春はるには溶とけて 土つちに浸しみ込こみ 川かわを流ながれて
その先さきで宙ちゅうへ昇のぼる華はなとなるよう
こういう時ときって何なんて言いえばいいんだろう
形容けいようしきれない弱よわさがある
かじかむ手てで耳みみを塞ふさいでたら
逃にげ出だしそうなあたしと目めがあった
こういうkouiu時tokiってtte何nanてte言iえばいいんだろうebaiindarou
形容keiyouしきれないshikirenai弱yowaさがあるsagaaru
かじかむkajikamu手teでde耳mimiをwo塞fusaいでたらidetara
逃niげge出daしそうなあたしとshisounaatashito目meがあったgaatta
川面kawamoにni張haったtta薄usuいi氷kooriのno上ue
渡wataるかのrukano様youにni一歩ippoさえsae怯hiruむmu日々hibi
葉haのno落oちたchita枝先越edasakigoしにshini浮uかぶkabu
信号shingouのno明aかりだけkaridake揺yuれていたreteita
自分jibunのno嘘uso、勝手katte、怠惰taidaがあなたをgaanatawo連tsuれre去saってたtteta今ima
ただtada両手ryouteにni後悔koukaiのno束tabaをwo抱kakaえe
終電間際syuudenmagiwaにniホhoームmuでde誰dareかがkaga指yubiさしたsashita空soraにni
降oりてきたritekita むつのはなmutsunohana
真maっxtu白shiroいi雪yukiのno下shita
遠tooいi日hiをwo眠nemuらせてrasete
次tsugiのno春haruにはniha溶toけてkete 土tsuchiにni浸shiみmi込koみmi
川kawaをwo流nagaれてrete
そのsono先sakiでde宙chuuへhe昇noboるru華hanaとなるようtonaruyou
平気heikiなnaフリfuriしてはshiteha誤魔化gomakaしてshite
タイミングtaimingu逃nogaしてばかりのshitebakarino毎日mainichi
不意fuiにni襲osoってくるttekuru闇yamiにni
ハッhaxtuとしてまたtoshitemata我wareにni返kaeりri
寒空samuzoraにni淡awaくku Shining
浮uかぶkabu灯火tomoshibiのno向muこうkou
未maだにdani行iけずにkezuni躊躇tameraいi
隠kakuせずsezu独hitoりri彷徨samayoいi
日々hibiにni Cry 拭nuguいi切kiれないrenai
想omoいi嘆nageいてもitemo届todoかないkanai
面影omokageだけそこにdakesokoni残nokoしてもshitemo
どこかでdokokade見切mikiらなきゃしょうがねぇranakyasyouganee
分waかっていたってkatteitatte Uneasy
急seかすようにkasuyouni過suぎていくgiteiku月日tsukihi
次第shidaiにni降fuりri募tsunoりri
Ah 辺ataりはriha白shiroくku染soまりmari
自分jibunのno持moちchi合aわすwasu全subeてのteno言葉kotobaをwo尽tsuくしたってkushitatte
そうsou結局一言kekkyokuhitokoto『ごめんねgomenne』しかもうなくてshikamounakute
雪崩nadareのようにnoyouni押oしshi寄yoせてくるsetekuru
そのsono諦akiraめたmeta表情hyoujouとto
幸shiawaせとseto気付kiduかぬkanu日々hibi
このkono心kokoro、身体karada
このkono中nakaにまだnimada残nokoされたsareta
砕kudaけていないketeinai場所basyoがga 留todoまるようにmaruyouni 噛kaみmi締shiめるよにmeruyoni
今imaはha積tsuもるmoru悲kanaしみにshimini委yudaねているneteiru
知shiらずrazu知shiらずのうちrazunouchi傷kizuつけtsuke
嘯usobuいてはまたitehamata目meをそらしてwosorashite
失ushinaってはtteha求motoめてmete
離hanaしてはそっとshitehasotto差saしshi伸noべbe
時代jidaiにni取toりri残nokoされてsarete
すれsure違chigaうu度確tabitashiかめてkamete
ただそうしてtadasoushite繰kuりri返kaeしてshite
またmata人知hitoshiれずrezu人込hitogoみにmini紛magiれre
真maっxtu白shiroいi雪yukiのno下shita
遠tooいi日hiをwo眠nemuらせてrasete
次tsugiのno春haruにはniha溶toけてkete 土tsuchiにni浸shiみmi込koみmi 川kawaをwo流nagaれてrete
そのsono先sakiでde宙chuuへhe昇noboるru華hanaとなるようtonaruyou
こういうkouiu時tokiってtte何nanてte言iえばいいんだろうebaiindarou
形容keiyouしきれないshikirenai弱yowaさがあるsagaaru
かじかむkajikamu手teでde耳mimiをwo塞fusaいでたらidetara
逃niげge出daしそうなあたしとshisounaatashito目meがあったgaatta