いつかみんな忘わすれてゆく
積つんだ石いしは転ころがってゆく
始はじめにありき空そらは空そらでなく
お終しまいにある無むが無むに帰きする
あといくつ傷負きずおい
あとなにを失うしない
躰からだという匣はこに
透明とうめいな静しずけさは
満みちてゆくのかしら
もういちど出会であって
もういちど愛あいして
その奥おくに隠かくれた
孤独こどくという正体しょうたいを
見みないふりをしよう
やがてみんな忘わすれられる
落おちた石いしは風かぜに毀こぼれ
閉とざされる時ときまだ遠とおき死しよ
お終しまいにくる夜よるが夜よるに帰きする
きっとまた生うまれて
そしてまた始はじまる
心こころという匣はこに
密ひそやかな安やすらぎは
満みちてゆくのかしら
もういちど出会であって
もういちど愛あいして
その奥おくに踊おどれる
孤独こどくという影絵かげえさえ
踏ふんだふりでいよう
あといくつ傷負きずおい
あとなにを失うしない
この場処ばどころは美うつくしい
ただ青あおい世界せかいへと
戻もどってゆくのかしら
いつかみんなitsukaminna忘wasuれてゆくreteyuku
積tsuんだnda石ishiはha転koroがってゆくgatteyuku
始hajiめにありきmeniariki空soraはha空soraでなくdenaku
おo終shimaいにあるiniaru無muがga無muにni帰kiするsuru
あといくつatoikutsu傷負kizuoいi
あとなにをatonaniwo失ushinaいi
躰karadaというtoiu匣hakoにni
透明toumeiなna静shizuけさはkesaha
満miちてゆくのかしらchiteyukunokashira
もういちどmouichido出会deaってtte
もういちどmouichido愛aiしてshite
そのsono奥okuにni隠kakuれたreta
孤独kodokuというtoiu正体syoutaiをwo
見miないふりをしようnaifuriwoshiyou
やがてみんなyagateminna忘wasuれられるrerareru
落oちたchita石ishiはha風kazeにni毀koboれre
閉toざされるzasareru時tokiまだmada遠tooきki死shiよyo
おo終shimaいにくるinikuru夜yoruがga夜yoruにni帰kiするsuru
きっとまたkittomata生uまれてmarete
そしてまたsoshitemata始hajiまるmaru
心kokoroというtoiu匣hakoにni
密hisoやかなyakana安yasuらぎはragiha
満miちてゆくのかしらchiteyukunokashira
もういちどmouichido出会deaってtte
もういちどmouichido愛aiしてshite
そのsono奥okuにni踊odoれるreru
孤独kodokuというtoiu影絵kageeさえsae
踏fuんだふりでいようndafurideiyou
あといくつatoikutsu傷負kizuoいi
あとなにをatonaniwo失ushinaいi
このkono場処badokoroはha美utsukuしいshii
ただtada青aoいi世界sekaiへとheto
戻modoってゆくのかしらtteyukunokashira