さすらいの旅路 歌詞
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山やまにゃ寂さびしい ちぎれ雲くも
旅たびのつばくろ 灯影とうえいに濡ぬれて
歌うたや湯ゆの街まち 霧きりが降ふる
霧きりよ湯ゆの香かおりよ 身みにしみじみと
旅たびは泣なきたい ことばかり
捨すてた故郷ふるさと 未練みれんはなけど
西にしがくもれば 思おもい出だす
ギター抱かかえて 笑わらって見みせて
胸むねで泣ないてる 旅たびの鳥とり
ここも一夜いちやか 柳やなぎのかげで
月つきにきかせる 別わかれ唄うた
馬骨
2023/02/01 04:31
1951年(昭和26年)リリース、佐伯孝夫作詞、吉田正作曲の歌である・・宇都美清と久慈あさみのデュエットである・・宇都美の癖のない包み込むような歌い方が久慈あさみを包んでえも言われぬ哀愁を漂わせている・・旅行く身の一夜の出逢いとそして旅故明日はまた離れば離れに成る運命で・・ここも一夜か柳の蔭で月に聴かせる別れ歌・・聴く人も去りゆくもの消えゆくものの儚さに涙すると思う・・