海が欲しいのに 歌詞 中谷優心 ふりがな付

何なにも言いわずに立たち去されるのね
ガラス越ごしの顔かおは見知みしらぬ人ひとあやふやな眼差まなざし
わたしの涙なみだはうんざりするほど
晴はれ渡わたる朝日あさひに姿すがたを消けす
ネオンライトの夢ゆめ

すべてをあなたの胸むなもとに投なげ出だしたの
後悔こうかいなどしても
もう戻もどれはしないわ

海うみが欲ほしいのに
あなたは戸惑とまどうまま
愛あいは飲のみ干ほして
乾かわいた涙なみだの果はて

行いくあてもなくて歩あるき続つづけて
眩まぶしい子供達笑こどもたちわらい声こえはすれ違ちがいに響ひびく
どこかで見みたような路地裏ろじうらの影かげ
優やさしく照てりかえす真夏まなつの風かぜ
デジャヴュの昼下ひるさがり

すべてはあなたの胸むなもとへ駆かけ出だしたの
運命うんめいよりはやく
花はなびらが風かぜに舞まう

海うみが欲ほしいのに
あなたは恥はじらうまま
愛あいは逃にがさないで
めぐる季節きせつの果はて

海うみが欲ほしいのに
あなたは戸惑とまどうまま
愛あいは飲のみ干ほして
乾かわいた涙なみだの果はて