花束と導火線 歌詞 カノエラナ ふりがな付

愛あいしてる 愛あいしてない 嘘うそでも愛あいしてると言いって
この恋こいに意味いみなんて無ないけど今いまだけ
愛あいしてると言いって

あんまり甘あまくない 苺いちごを頬張ほおばって
美味おいしいねって笑わらった 君きみの隣となり
練乳れんにゅうで誤魔化ごまかして僕ぼくも笑わらってみたけど
上手じょうずに出来できないね
暗証番号読あんしょうばんごうよみ込こんだ先広さきひろがる
誰だれにも言いえない二人ふたりだけの秘密ひみつ
ひっそりと接吻キスをして咲さいた花はなには
きっと毒どくが有あるのでしょう

結むすんだ線せんを解ほどいて 真まっ白しろな世界せかいへと
同おなじだけど 狂くるおしいほど 君きみに沈しずんでいく

愛あいしてる 愛あいしてない 嘘うそでも愛あいしてると言いって
この行為こういに意味いみなんて無ないけど今いまだけ
愛あいしてると言いって
許ゆるされたいなんて思おもわない 間違まちがってなんか無ない
上手じょうずに出来できない僕ぼく 眠ねむってる君きみ
握にぎる手てに導火線どうかせん

大人おとなに慣なれない「僕ぼくカシスオレンジ」
馬鹿ばかにして笑わらった君きみが言いった
「カルアミルクください」に笑わらう二人ふたりを
世界せかいはどう映うつすのでしょう

並ならんだ目めと目め 近ちかづいては離はなれてく刹那せつな
名前なまえを呼よんで 伸のばした腕うで 濃こくなる君きみの匂におい

愛あいしてる 愛あいしてない 僕ぼくだけ愛あいしてると言いって
この恋こいに答こたえは無ないけど今いまだけ
愛あいしてると言いって
永遠えいえんなんて求もとめちゃいない 君きみもそうでしょう
積つみ重かさなった影かげと 霞かすんでく視界しかい
絡からみ合あう導火線どうかせん

結むすんだ線せんを解ほどいて 真まっ白しろな世界せかいへと
外そとは雨あめだから丁度良ちょうどいい 此この儘ままずっと二人ふたり

愛あいしてる 愛あいしてない 最期さいごに愛あいしてると言いって
他ほかに何なにも要いらないからせめて今いまは
愛あいしてると言いって
後悔こうかいなんてする筈はずが無ない 出逢であった日ひから
出口でぐちの見みえない未来みらい 覚悟かくごして頂戴ちょうだい
握にぎる手てと手てには花束はなたばと
火ひを付つけた導火線どうかせん